チャンピオンズリーグでの優勝はリスボンで散った。アーセナルは、15000人ものファンが見守るリスボンでのスタジアムで、バルサが決められなかったゴール、1得点を手に、チャンピオンズリーグの優勝杯を手にした(1-0)。

監督ペラ・ロメウは、今季のチャンピオンズリーグトップスコアラーのクラウディア・ピナを含むイレブンで試合に臨んだが、対せっばいては、昨季、準決勝でオリンピーク・リヨンを前に実力を見せていたアーセナルだった。

アーセナルの良いスタート

試合は、ポルトガルの首都で27度の気温の中、行われた。アーセナルサイドはその猛暑の中、好調なスタートを切ったが、ジョゼ・アルバラーデスタジアムに足を運んだサポーターも、すぐに加勢し、アーセナルがボールを持つたび絵に口笛を吹いてみせた。

ポルトガルの首都で気温27度の猛暑の中行われた試合で、イングランドのバルサが好調なスタートを切ったことで、ジョゼ・アルヴァラーデ・スタジアムに詰めかけた大勢のバルサファンもすぐに動き出し、アーセナルがボールを持つたびに大きな口笛を吹いた。

バルサはすぐにパス回しのスタイルを取り戻し、その努力が実を結び、9分後には、相手ペナルティエリア内でに攻め込んだが、ここでも、より、脅威を与えたのはアーセナルの方だった。まずフォードがヘディングシュートを放つが枠を外れ、続いてクロスをケリー放った強烈なシュートは、ゴールマウスの上を越えた。

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バルサはゲームの支配を握っていたが、明確なチャンスは殆ど手にできなかった。イレーネ・パレデスが触ったボールが、カタ・コールのゴールマウスに転がり込んだが、そのゴールは、VARによりオフサイドと判定された。スコアは、再び、スコアレスドローに戻り、再び、アーセナルが前半27分にチャンスを手に擦るも、バルサの守護神が再び、ビッグセーブをみせた。

ピナは攻守共に良いパフォーマンスをみせ、残り10分というところでも、チャンスを得たが、その好機はウイリアムソンに阻まれた。

決定機を掴んだアーセナル

後半のバルサは、前半のスコアレスドローからの状況を打破するために、全力でスタートした。ピナは、最初の5分間に2回ものシュートを放ち、二度目のシュートはクロスバーに当たった。バジェも幸運を試そうとしたが、ポストからわずかのところでシュートは枠をとらえず、超えていった。

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アーセナルはバルサからのの絶え間ないプレッシャーに耐え続け、69分には素晴らしい連携プレーから、ロルフェが左サイドからクロスをあげるも、それはパジョルに迫られながらもカトリーにクリアされた。

一方、守備陣のミスパスにより、コルがアーセナルの交代選手ブラックステニウスのシュートをセーブ。さらにその1分後にはパレデスも好守をみせた。だが、コーナーキックからのプレーから始まり、最終的に、ブラックステニウスがペナルティエリア内で拾ったボールは、コルの右サイドに低いシュートとなり、突き刺さり、アーセナルが先制点を奪う展開となった(1-0、74分)。

バルサはプレッシャーに耐え、自らのスタイルをキープし続けた。しかし、アーセナルも堅守を崩さなかった。そして、チャンピオンズリーグで再び、優勝杯を持ち上げるという夢は、リスボンで散った。アディショナルタイム7分間が加えられ、最後にホイッスルが吹かれた時のスコアは、アーセナル 1-0 バルサのままだった。

今季のヨーロッパ最高峰のクラブ大会での活躍は、チームにとっての誇りであることに違いはない。そして、このチームが、すでに来年のトロフィー獲得に向けて、胸を躍らせていることは明確だ。

 

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