FCバルセロナ—シャペコエンセ:特別な顕彰の場で前向きなデビュー(5−0)

FCバルセロナ—シャペコエンセ:特別な顕彰の場で前向きなデビュー(5−0)

エルネスト・バルベルデ監督率いるチームはカンプ・ノウでのチームのお披露目試合、第52回ジョアン・ガンペル杯で勝利。またこの試合は昨年11月の飛行機事故で多くの犠牲者を出したブラジルチームを讃える意味合いがあった

FCバルセロナ2017/18のカンプ・ノウとの初コンタクトはポジティブなものだった。メッシやイニエスタのマジック、スアレスのハングリーさ、セルヒオのゲームコントロール、または帰って来たデウロフェウのゴールと見どころ満載。ジョアン・ガンペル杯で再び5−0勝利となった。しかし勝利とは別に昨年11月に飛行機事故で71人の犠牲者を出したシャペコエンセを顕彰するという特別で感傷的な場面もあった。ジャクソン、ネト、ラスケルという事故の生存者が試合前に記念のキックオフを行った。

デウロフェウがデビュー戦ゴール

試合では前半に見るべきものがあり、バルベルデ監督のチームは高い位置からプレッシャーをかけ、またジェラルド・デウロフェウがカンプ・ノウへ戻って来た。下部組織出身選手は前半に素晴らしい出来を披露。ハーフタイムにデニス・スアレスと交替する前に前線で素晴らしいコンビネーションを披露した。事実アスルグラナの16番は先制点をゲット。スアレス、ラキテッチとつなげたボールを受けシュートを決めた(1−0、6分)。これだけにとどまらず2点目、3点目にも関与。2−0はメッシのパスを受けセルヒオにつなぐとエリア外から鮮やかなゴールが決まった(10分)。3−0はメッシとのコンビプレー。アルゼンチン人選手は通算8点でガンペル杯の歴代最多得点選手になった(27分)。

さらに訪れる得点

後半に入り選手交替はあったものの大勢は変わらずスアレスがゴール。それ以前にも得点チャンスはあったもののものにできなかったが、メッシとの壁パスから相手ゴールネットを揺らした(4−0、55分)。アルゼンチン人選手はその才能にかげりが見えないことを改めて証明。見事な形でデニス・スアレスの得点をアシストした(5−0、75分)。

セメドがデビュー

そのうえカンプ・ノウに訪れた6万4705人はネルソン・セメドのホーム初出場を目の当たりにした。ポルトガル人サイドバックは76分に途中出場し、サイドからその能力の高さを見せた。攻め上がってPKを獲得したもののキッカーを務めたパコ・アルカセルがこれを生かせず6−0にはならなかった。この時点でスコアは重要ではなく、行事自体が大事だった。地元ファンとのファーストコンタクトは上々で、シャペコエンセとの社会貢献の意思を示すものになった。

Força Barça
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