バルサは目標に手が届く寸前だ。先週の日曜日にクラシコを4-3で制したバルサは、今週の木曜日、リーガ優勝への最初のマッチボールを手にすることになる。 RCDEスタジアム での勝利が、再び、バルサとレアル・マドリードとの勝ち点差を7点に広げた。後、残された試合は2試合であり、よって、この試合に勝てば、バルサはリーガチャンピオンとなる。2023年5月14日、2年前と同じ舞台で、同じできごとが繰り返される可能性がある。必要なのは勝利のみだ。

どうなる？

この木曜日の試合に両者は非常に異なるダイナミズムでやってくる。エスパニョールは、ビジャレアル、ベティス、レガネスと3連敗してダービー戦を迎え、一方のバルサは全く正反対だ。フリックの率いるチームは、最近の３試合で、マジョルカ、バジャドリード、レアル・マドリードと連勝しているからだ。

最も最近の両者の対戦は、リーガ前期にバルサのホームで行われた勝利だった。ハーフタイムを3-0で迎え、最終的には 3-1 でダービー戦を制したのだった。

 

とはいえ、今回の木曜日の試合、ホームゲームに関していえば、エスパニョールのダイナミズムは変わる。最近RCDE スタジアムで行われた11試合中、最も最近の試合、ベティス戦 (1-2)が唯一の黒星なのだ。

RCDEスタジアム、ほぼ無敗

コルネジャでの最近の試合は、バルサに有利なデータが揃っている。最近のエスパニョールのホームで行われたダービー戦5試合で、バルサは無敗なのだ。

その内訳は二勝三分だ。最後に勝利をあげた2023年は、その試合でチャビの率いるバルサが、リーグ優勝を決めている。

プアドとロベルト対レバンドフスキとハフィーニャ

 RCDE スタジアムでエスパニョールが良い成績を収めるためには、エスパニョールの攻撃を抑える必要がある。プアドとロベルトがチームの最多得点選手だ。エスパニョールのキャプテンは、31試合中11ゴールをマークしているが、一方で、ロベルト・フェルナンデスは最近、その活躍が際立っている。エスパニョールが冬の移籍で獲得したコルドバ出身の選手は、リーガで16試合に出場し、6得点を決めている。.

他方、エスパニョールのディフェンスは、世界的なスター選手二人、レバンドフスキとハフィーニャを止めなければならない。ポーランド人ストライカーは、31試合中25得点を決めてバルサの得点王であり、ブラジル人選手はその一方で33試合中18ゴールをマークしている。両者のデータは素晴らしいものであり、お互いにこの攻撃力を抑え合うことがダービー戦の鍵となる。

欠場選手

このダービー戦で、エスパニョール側の欠場選手は、ブライアン・オリバンのみだ。一方、バルサはすでに知られている欠場選手、ベルナル、パブロ・トーレ、クンデに加え、累積欠場となるイニゴ・マルティネス、そして、虫垂炎の手術を受けたフェラン・トーレスを数に数えられない。

勝利がバルサにリーガの優勝杯をもたらすことになる試合、RCDEスタジアムでボールが回り出す準備はすでに完了し、スタートを待つのみだ。

Força Barça