FC バルセロナ - アトレティコ・デ・マドリード: 攻守で勝ち取った勝ち点3(1-0)

FC バルセロナ - アトレティコ・デ・マドリード: 攻守で勝ち取った勝ち点3(1-0)

ジョアン・フェリックスのゴールとイニャキ・ペニャのセービングが、モンジュイックでアトレティコを前にしたバルサの試合に勝利をもたらす結果につながった

リュイス・コンパニスオリンピックスタジアムで行われたリーガ15節、FCバルセロナ対アトレティコ・デ・マドリードとの試合は、ジョアン・フェリックスのゴールをバルサが守り切り、また、イニャキ・ペニャのセービングのおかげで、バルサは、大事な勝利をホームで手にした。

バルサの支配

今季、最も期待されている試合の一つ、そして勝ち点をみても、両者互角の状態で行われるこのアトレティコとの対戦に向けて、チャビは、イニャキ・ペニャ、ジョアン・カンセロ、アラウホ、クリステンセン、クンデ、フレンキー・デ・ヨング、ギュンドアン、ペドリ、ハフィーニャ、ジョアン・フェリックス、レバンドフスキのイレブンを送った。また、この日は、イニゴ・マルティネスがスタメン出場予定だったが、ウォームアップで違和感を感じ、クリステンセンが代わりを勤めることになった。

試合が始まるやいなや、ハフィーニャがディフェンダーを抜き去り、チャンスを作り、レバンドフスキもシュートを放ちながら、試合がスタートした。最初の15分、チャビ・エルナンデスが率いるチームの攻撃がモンジュイックをコントロールし、ゴールが決まるのは、時間の問題だった。前半12分には、レバンドフスキとはいえ、アトレティコ・デ・マドリードの得意の守備で、バルサに点数を許さないまま、時間がすぎていく展開となった。

そして、先制点 

その状況を打破したのは、現在、目の前のライバルから、バルサにレンタル移籍しているジョアン・フェリックスだった。ペドリ、クンデ、ハフィーニャとチームの連携プレーから、渡ったボールをジョアン・フェリックスがオブラクの守るゴールにシュートを突き刺し、バルサに先制点を与えた。前半終了前に、更に点差を広げるチャンスを手にしたバルサだが、ハーフタイムを僅差リードで迎えた。

勝利とイニャキ・ペニャの活躍

後半は、バルサは顔ぶれを変えずにスタート。アトレティコにシュートチャンスも、フレンキー・デ・ヨングが危険を回避し、その後、後半13分には、ハフィーニャのシュートがポストに弾けるなど、バルサにも得点チャンス、続けて元バルサの選手、グリーズマンがシュートを放つなど、シーソーゲームの様相が続いた。

後半24分には、再び、ジョアン・フェリックスがスコアリングチャンスも、そのシュートは枠外へ。求める追加点が決まらない状態が続く。後半31分に、チャビはこの日、初めての交代を行い、ハフィーニャとジョアン・フェリックスに代えて、フェラン・トーレスとラミネ・ヤマルがピッチに入った。試合の規定時間まで後10分というところで、アトレティコのFKチャンスが訪れるも、イニャキ・ペニャがクリア。後半40分には、レバンドフスキがあわやというスコアリングチャンスも、わずかに枠をとらえずに、1-0のスコアが続いた。後半44分、ペドリにかわって、フェルミンがピッチに立った。アディショナルタイムは4分間。その間、メンフィスがアトレティコに同点弾をもたらす寸前も、バルサは僅差リードを守りきった。

また、モンジュイックで、この勝利を手にしたやち役者の一人は、イニャキ・ペニャだった。ラ・マシア出身のキーパーは、メンフィスがフリーキックから放ったシュートを許さず、コレアがアディショナルタイムに放ったゴールもクリアし、バルサのゴールマウスを無失点で守り切った。そして、チャビ・エルナンデスの率いるチームには、貴重な勝ち点3がもたらされた。

Força Barça
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