ポルト - バルサ:千金の勝利

ポルト - バルサ:千金の勝利

バルサは、激しく攻めてきたFCポルトを前に、フェラン・トーレスのゴールで僅差で試合を制し、千金の勝利を手にした

グループ内首位の座をかけて戦ったチャンピオンズリーグのグループステージ第2節、スタディオ・ド・ドラゴンでのFCポルト対FCバルセロナの試合は、前半のアディショナルタイムにフェラン・トーレスが決めたゴールが勝利弾となり、千金の勝利を手にすることになった。

両者は一つの同じ目標に向けて、ピッチにたった。第1節に続けて、連勝、そしてグループ内首位を狙うために。FCポルトとの対戦に向けて、チャビは、テア・シュテーゲン、バルデ、カンセロ、アラウホ、クンデ、オリオル・ロメウ、ドンギュアン、ガビ、ジョアン・フェリックス、ラミネ・ヤマル、レバンドフスキのイレブンをピッチに送った。

この日、チャンピオンズリーグ史上、最年少でスタメン出場を果たしたラミネ・ヤマルと共に、前線でスタメンを貼ったジョアン・フェリックス、サイドバックのバルデ、カルセロなど、前半からバルサは積極的にゴールを狙ったが、ホームの利を生かしたポルトも、容易に失点を許さなかった。それどころか、ポルトの攻撃に対し、この日、バルサと387試合目を迎え、バルサ史上最多出場GKのトップ3入りを果たしたテア・シュテーゲンは、何度となく、そのセービングスキルを見せる必要にかられた。スコアレスドローのまま、激しい撃ち合いのゲームは続き、前半34分、ファウルを受けた打身による異和感を訴えたレバンドフスキがベンチに退き、代わりにフェルナンド・トーレスが入った。

12分後に先制点

そのトーレスが、試合の先制点を生み出した。ピッチに立ってから12分後、前半のアディショナルタイムに、ギュンドアンが取り戻したボールを受けたフェラン・トーレスが、待望の先制点をマークした。バルサは、僅差でリードし、ハーフタイムを迎えた。

耐え続けた後半

後半が始まってすぐに、ホームチームも、勝ち点を手にするために強気で攻めてきた。後半は、決定的なクンデの守備力(後半8分、後半29分)そして、再び、テア・シュテーゲンのセービング(後半26分)が光った。また、後半35分に、カンセロのハンドにより、PKの笛が吹かれたが、VARチェックの後、ポルトの選手がそのプレーの前に類似したハンドを犯していたこと、プレーがペナルティエリア外だったことなどが確認され、ペナルティの判定は覆されることになった。その直後、ラミネ・ヤマルに変わって、マルコス・アロンソがピッチに入った。後半38分には、タレミが見事なオーバーヘッドで同点弾をマークしたものの、わずかにオフサイドだったため、バルサにとって幸運なことにゴールは取り消された。

ポルトの攻撃は止まず、バルサは必死の攻防で応えた。後半6分のアディショナルタイムが付け加えられたが、49分にガビが2枚目のイエローカードを受けて、退場となった。しかし、最後に試合終了の笛が吹かれた時、スコアは0-1とバルサ有利に輝いたままだった。この日、バルサの監督として100試合目を迎えたチャビは、厳しい試合を勝利で乗り切り、チャンピオンズリーグのグループステージで連勝し、グループ内首位に躍り出た。

 

Força Barça
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