エメルソン、6人目のブラジル人サイドバック

エメルソン、6人目のブラジル人サイドバック

ベティスで79試合に参戦し、5得点10アシストを決めた後、バルサにやってきた

エメルソン・ロイヤル は右サイドに深み、スピードを与える攻撃的な才能を手にした選手だ。この6月、FCバルセロナは、選手を取り戻す権利の施行を望み、2年半、ベディすのカラーを守り続けた選手を7月1日からバルサに取り戻すことで、合意を得た。 1999年1月14日サンパウロ生まれの選手は、 2019年、アンダルシアのチームとカタルーニャのチーム両者の手により、スペインリーグにやってきた。

この期間にエメルソンは、急成長を遂げた。アンダルシアのチームでは、ほぼ常にサイドバックとしてプレーし、その偉大な潜在能力を発揮した。当初欠けていた戦術面、守備的能力、リーガへの適応などが、少しずつ、研ぎ澄まされていった。現在、バルサが獲得した選手は、ダイヤモンドの原石だが、既に輝きを放っている。

アンダルシアーカタルーニャライン(彼の場合はセビージャから)を繋ぎ、高い潜在能力を持っていたものの、まだディフェンスとして聖なる領域に達していなかったダニ・アウベスと似通っている部分がある。アウベスは、バルサにやってきてから23ものタイトルを手にし、世界一の右サイドバックとなった。

エメルソン・ロイヤルは、6人目のブラジル人右サイドバックとなる。 アロイシオ (1988-1990)は、もともとセンターバックだったが、クライフにより、右サイドバックなった最初のブラジル人サイドバックであり、続いて、 2006年チャンピオンズリーグのパリでの決勝で英雄となった ベジェッティ (2004-2007)、同様に前述のダニ・アウベス (2008-2016) 、左サイドバックだあったが、時に右サイドでもプレーした アドリアーノ・コレイア(2010-2016)、そして、エメルソンの前に最後にそのポジションを務めたブラジル人選手は、 ダウグラス (2014- 2017)だった。

ベティスでの最多起用選手

2年半、在籍したベティスで、エメルソン・ロイヤルは、合計79試合に参戦した。昨季、マヌエル・ペレグリーニの率いるチームが6位に終わり、来季、ヨーロッパリーグに参戦する助けとなるキーマンとしての働きを果たした。実際、ギド・ロドリゲスやナビル・フェキルを超えて、全選手の中で最多出場時間  (3186分)を記録した。 

最近、2年間のリーガで、エメルソンは、最多アシストを送った4番目のディフェンダー(10)となった。それを超えているのは、ジョルディ・アルバ (20)、ヘスス・ナバス (16)、キーラン・トリッピアー  (11)のみだ。また、リーガにおいて、7番目に多くチャンスクリエイトを行なったディフェンダーでもある。 合計で5得点をあげている。

Força Barça
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