バルサ - ユベントス: 首位通過を賭けて

バルサ - ユベントス: 首位通過を賭けて

ロナルド・クーマン率いるチームは、ここまで、グループリーグで全勝し、イタリアのクラブより勝ち点3優っている

火曜日にカンプノウでハイレベルの試合が行われる。チャンピオンズリーグのグループリーグ最終節に、FCバルセロナは、ユベントスの訪問を受ける。目的は、ここまでグループリーグの5試合で行なってきたことを繰り返すこと、勝利だ。

ロナルド・クーマンの率いるチームは、このグループリーグを6試合全勝で終えることを目標に試合に臨む。それは、ルイス・ファン・ハールがベンチに座っていた 2002/03年から、達成していない快挙となる。もし、勝利をあげることができれば、首位通過という今回の目的を果たすことになる。両者とも既に進出は決まっている。残されているのは、どちらが首位で通過するかのみだ。

有利な経歴

首位通過を果たすためには、バルサは勝つか、ドローを手にする必要がある。また、もし、負けたとしても、アベレージの結果次第(トリノでは、0−2で勝利)では、首位通過が決まる可能性がある。

現在、勝ち点3で対戦相手より優っているバルサには、過去の経歴からも、楽観を呼び込むデータが揃っている。

  • バルサは、イタリアのチームを前に4試合負け知らずであり、その内訳は、二勝二分だ。また、その4試合の対戦で、バルサは全て無失点 (0-0、 3-0、 0-0、 0-2)に抑えており、この4試合のどの結果が繰り返されても、首位通過が決まることになる。
  • チャンピオンズリーグでユベントスが最後にカンプノウで勝利をあげた試合には、2003年4月 (2-1)まで遡る必要がある。 

スターの再会

しかしながら、この試合で際立つ点があるとすれば、非常に特別な再会、レオ・メッシとクリスチャン・ロナウドの顔合わせがあることがあげられるだろう。何年もの間、バルサとマドリードで、二人はサッカーにおけるライバル関係を築いてきた。今回、ロナウドは2018年の夏にユベントスに移籍しており、それ以来、初めての初顔合わせとなる。  

アルゼンチンとポルトガルのレジェンド同士は、チャンピオンズリーグでは、過去に5回、対戦したことがあるが、最後の顔合わせは、2011年5月の準決勝であり、その時は、ベルナベウで行われた試合で、メッシが素晴らしいショーを披露し、バルサが進出を決めたのだった。メッシにとっては、 2009年にクリスチャン・ロナウドがマンチェスターユナイテッドのユニフォームを身につけていた時にチャンピオンズリーグの決勝で戦ったことも大きな思い出だ。

とはいえ、再会するのは、この二人だけではない。アルトゥールにとっても特別な夜になるだろう。ブラジル人選手は、今年の夏、ユベントスに移籍した後、初めてカンプノウに戻ってくる。また、ボスニア人選手、ミラレム・ピャニッチにとっては、逆に元チームメートと再会する機会となる。

「苦しむことになるのはわかっているが、我々は落ち着いている」

カンプノウにやってくるユベントスは、その困難を理解した上で、可能性があることを指摘している。イタリアのチームの監督、アンドレア・ピルロは、「ユベントスのDNAは決して消えることがない」と前日記者会見で話し、「苦しむことになるとわかっているが、我々は落ち着いている。トリノの試合で自分たちが犯したミスを認識している」からだと自信をみせている。

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 'ヴェッキア・シニョーラ' は、バルセロナへの遠征にキエリーニとメリフ・デミラルを負傷で欠いてやってくる。

いずれにせよ、カンプノウでは、バルサが、14回連続でグループ首位通過を果たすことを望みながら、偉大なサッカーナイトが繰り広げられることになるだろう。

Força Barça
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