レオ・メッシ、最初のバロンドールから10年

レオ・メッシ、最初のバロンドールから10年

メッシが初めて世界一の選手になってから、10年間を迎えた

2009年12月1日、レオ・メッシは、初めてバロンドールを持ち上げて、世界一の選手となった。当時、たった22歳だったバルサの10番は、バルサが6冠ー国王杯、リーガ、チャンピオンズ、スペインスーパー杯、欧州スーパー杯、クラブワールドカップーを手にした歴史的なシーズンの手綱をとった。メッシは、全ての大会において、キーマンとなった。その統計データを振り返る。

国王杯

8 試合
6ゴール
1 アシスト

リーガ

30試合
22ゴール
10アシスト

チャンピオンズリーグ

12試合
6ゴール
2アシスト

スペインスーパー杯

1試合
2ゴール

欧州スーパー杯

1試合
1アシスト

クラブワールドカップ

2試合
2 ゴール

メッシは、デビューした6つの大会において、5大会で、38回、ゴールに突き刺してみせた。そのゴールの多くは、サンティアゴ・ベルナベウでの歴史的2-6の勝利となった試合でのダブルゴールであったり、マンチェスターユナイテッドを前に行なったチャンピオンズリーグの決勝弾となったヘディングシュートだったり、アスレティック・クラブとの国王杯での決勝弾初めてのクラブワールドカップをもたらすことになったエストゥディアンテとの延長戦でのゴールだったり、重要性のあるものだ。

El gol de Messi a la pròrroga contra Estudiantes va atorgar el primer Mundial de Clubs de la història del Barça

こういった数字が、バルサの 10 番にバロンドールの投票での記録をもたらすことになった。可能性のある480中メッシが得たポイントは、実に473、2位のクリスチャン・ロナウド(233ポイント)に240以上の差をつけてのバロンドール受賞となった。3位は、シャビ・エルナンデス (170) 、4位はアンドレス・イニエスタ (149)だった。そのベスト30のリストの中には、他にも2009年の夏にインテルに移籍したバルサの選手、サミュエル・えとー(5位 75ポイント)、2009年にバルサにやってきたズラタン・イブヒモビッチ(7位、50ポイント)やティエリー・アンリ(15位9ポイント)、トゥーレ・ヤヤ(29位1ポイント)などもランクインした。

バルサ史上5.000ゴール目の主役

この同じ年、メッシは、ラーシング・デ・サンタンデルを前にクラブの史上5000ゴール目となる得点を決めた。この試合で、バルサの10番は、ベンチスタートだったが、試合のスコアを1-2に変え、ぎゃ悪天勝利をもたらし、再び、クラブ史を刻んだのだった。1950年、バルサの1000ゴール目を決めたのは、マルコ・アウレリオだった。1964年にペドロ・サバジャが2000ゴール目を決め、1982年にキニが3000ゴール目を、1996年にギジェルモ・アモールが4000ゴール目を決めた。その13年後、メッシが再び、1000ゴール目をもたらし、3.000、 4.000、5.000ゴール目を決めた顔ぶれがそろい、歴史的な写真となった。

バルサ史上、5.000ゴール目を決めたメッシ、3.000ゴール目を決めたキニ、 4.000ゴール目を決めたアモールと共に

今年、6度目のバロンドール有力候補

12月2日(月)、パリで再び、サッカー界で最も権威のある個人賞が発表される。レオ・メッシは、再び、ノミネートされ、キャリア史上、12回目のベスト3に残っている。クリスチャン・ロナウドフィルジル・フアン・ダイクが共に候補にあがっているが、メッシは、 2009、 2010、 2011、 2012、 2015年についで、6度目のバロンドール受賞最有力候補となっている。

レオ・メッシ、5つのバロンドールと共に

個人レベルでは、アルゼンチン人クラックは、最近、リーガの最多得点王(36ゴール)となり、ザ・ベスト賞を受賞したばかりだ。それが、6度目のゴールデンシュー受賞につながり、また、チャンピオンズリーグでも12得点を決め、その中のリバプールとの準決勝で決めたゴールは、大会ベストゴールにも選ばれた。また、その試合でのゴールは、バルサのユニフォームを身につけて決めた600ゴール目となった。チームレベルでは、バルサの26回目(メッシにとっては10回目)のリーグ優勝、13回目のスペインスーパー杯(メッシにとっては8回目)を手にし、バルサの選手として、シャビ・エルナンデス(767)に次いで二人目となる700試合出場記録を達成している。

Força Barça
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