FC バルセロナは、2021/22 年の第３ユニフォームを発表した。このキットは、バルセロナ発の若き才能及び伝統的なバルセロナの伝統的ストライプラインの創造的な再解釈を提供するアーティスティックなプロセスの結果だ。この提案は、改めてクラブと町の間に存在する絆を強調するものであり、デザインには、若き才能により再解釈された近隣の地域を取り込んでいる。更に、その画期的かつ革新的なイメージに加え、この第３キットは、チャンピオンズリーグにおいて、特別に男女サッカーのトップチームにおいて使用されるという点 に特異性がある。
ユニフォームは、9月9日から17日の間、カンプノウ、カナレタス、グラシア大通り、ロカ・ビレッジ、バルセロナ空港ターミナル１及び２のバルサショップ、クラブのe-commerce を通して、独占販売される。その後、通常の販売店で販売される。
ロナルド・クーマンの率いる選手は、この新ユニフォームを9月14日（火）にカンプノウで行われる今季最初のチャンピオンズリーグ、グループリーグ初戦にあたるバイエルン・ミュンヘン戦で公式にお披露目することになる。
今回、新たな賭けとなるのは、新キットは、伝統的な縦の青とえんじ色のラインながら、新たなトーンと共に、異なるバルセロナ市内の５つの地区ーポブラ・セック、ポブラ・ノウ、グラシア、エル・ラバル、ラス・コルツーを取り込んでいる。各地区の特徴的な建築的及び文化的な要素が、若き才能により、再解釈され、シルエットとなり溶け込んでいる。それぞれのストライプは、試合日にファンが身につけるマフラーへのオマージュだ。きっとは、シャツと同様の青のパンツが組み合わされ、サイドには濃紺のストライプが入り、 ‘El nostre Barça’（私たちのバルサ）の文字が浮き上がる。このメッセージは、ソックスにも見て取れる。
ユニフォームは、男子トップチームのメインパートナーであるナイキ及びRakutenのロゴが入っているもの、女子チームのメインパートナーであるナイキとSTANLEY（スタンリー）のロゴが入っているものと２つのバージョンから選択できる。これらのロゴは、UNICEF 及び背番号同様に対照的にイエローで全てプリントされている。
ユニフォームは、100%リサイクルされたポリエステルを使用し、極細の糸を手にするためにリサイクルしたプラスチックボトルを溶かしたものを利用している。この方法により、布地は、スポーツ実践の際に最高のパフォーマンスを許す一方で、同時に環境に与える影響を最小限にすることが可能となっている。
'Created BY Barcelona' Stay Homas 楽曲提供
新ユニフォームは、 ‘Created BY Barcelona’ （バルセロナによって創造されたもの）のコンセプトのもと、発表され、バルセロナの町及び一般のバルサファンの若き才能を促進する一連のアクションが合わせて行われる予定だ。今回、このユニフォームのデザインに、バルセロナの若者が関わり、その立ち上げに、さまざまな地元のアーティストが参加し、ユニフォームが意味することに自身の再解釈を加えた。また、ポスターの制作も行ない、クラブのソーシャルメディアを通して、それが告知され、世界中のバルサファンが、独自の解釈を行ない、それをシェアするように招待されることになる。
また、グループ ‘Stay Homas’ が、このユニフォームのプロモーションビデオの楽曲を作成した。そのビデオには、メンフィス・デパイ、セルジーニョ・デスト、フレンキー・デ・ヨング、セルジ・ロベルト、リキ・プッチ、アレシア・プテジャがゲスト「アーティスト」として招待されている。
この第３ユニフォームの立ち上げは、第一ユニフォーム、第二ユニフォーム同様に、クラブのイニシアチブによって行われている世界中のファンにとってバルサを唯一の存在とする ‘MORE THAN’キャンペーンの一環となる。同様のラインで、第一ユニフォームのスローガン、 ‘More than a Club’（クラブ以上の）、FCバルセロナの女子サッカー及びスポーツにおける女性の役割へのコミットメントに価値を置く、第二ユニフォームのスローガン、 ‘More than gender’ (ジェンダー以上の)に続くものとなる。今回の第３ユニフォームのスローガンは、 ‘More than pride’（プライド以上の）であり、これは、クラブのルーツであるカタルーニャ及びバルセロナとの関係を示している。