マッチプレビュー: オリンピアコス vs FC バルセロナ戦

FC バルセロナ は、チャンピオンズリーググループDで残されている３試合のうち、後、１勝をあげれば、次に駒を進めることができるとほぼ、確定できる。その最初のチャンスは、今週の火曜日の夜（現地時間20時45分）、訪れる。対戦相手は、エルネスト・バルベルデが３年間、率いていたことのあるオリンピアコスであり、ギリシャのチームは、まだ手にしていない勝ち点をバルサを前に奪いにやってくる。

バルベルデにとっては、日曜日のアスレティック・クラブとの対戦に続き、古巣に戻って、敵将として式をとる試合が続くこととなる。

チームニュース

この試合に、処分欠場のジェラルド・ピケがかける他、負傷出場で、デンベレ、ラフィーニャ、アレイシ・ビダル、アルダ、イニエスタが欠けることになる。朗報は、フェルメーレンが医師からの了承を得て、復帰することだ。マスチェラーノは、まだ、完治していないが、招集リストに入った。また、バルサBからは、オルトアとアレニャのみが加わる形となった。

よって、今回の招集された選手は、20人であり、そのメンバーは、下記の通りだ：テア・シュテーゲン、シレッセン、オルトラ  (31)、セメド、ラキティッチ、セルヒオ、デニス・スアレス、スアレス、メッシ、マスチェラーノ、パウリーニョ、デウロフェウ、パコ・アルカセル、ジョルディ・アルバ、ディニュ、セルジ・ロベルト、アンドレ・ゴメス、ユムティティ、フェルメーレン、アレニャ (26)., 

一方、オリンピアコス側の不安は、ただ、一人、膝を負傷しているブラジル人左ウイングのセバのみだ。

監督視点

バルベルデは、オリンピアコスのスタジアムに戻ることについて、「アテネに戻ってくるのは、感慨深いものだ。なぜなら、ここは私にとって意味のある場所だからだ。素晴らしい３年間を過ごしたし、ここでは、誰からも、対戦相手からも敬意を受けた。再び、あの素晴らしい空気を楽しみたい」と述べた。

また、スタジアムの雰囲気について聞かれると、「オリンピアコスのサポーターは、すごくプレッシャーをかけてくる。サッカーの祭典に参加しにやってくる。多くの情熱を傾けるし、誰もがそれを最初から感じさせられる」と説明した。

一方のタキス・レモニス監督は、パナティナイコスとのダービー戦の敗戦後に試合を迎えることについて話し、「私たちが悪い成績を手にしたのは、誰もが知っているが、明日、バルセロナと戦わなければならないのは、我々にとってよいことだ」と話した。

また、レモニス監督は、選手がバルサとプレーすることにより、モチベーションをあげていると述べ、「彼らにとって、これは一つの夢だ。いかに明日、プレーしたいかを彼らは私に示した」とコメントした。

チーム状況

ヨーロッパで行なった３試合で３勝。これが、現在、国内リーグでもトップを走っているバルサのチャンピオンズリーグでの状況だ。

一方、ダービー戦をホームで、パナティナイコスに0-1で負けたオリンピアコスは、ギリシャスーパーリーグで５位に落ち、ヨーロッパでは、３試合連敗の結果となっている。クリスマスの後にも、チャンピオンズリーグで生き残れるかどうか、切実に勝ち点を求めている状況だ。