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チャンピオンズリーグの対戦相手分析② : インテル・ミラン

グループステージで対戦するアントニオ・コンテの率いるチームについての分析

ボルシア・ドルトムンドについての分析を終えたあと、続いて、バルサの2019/20季チャンピオンズリーグでバルサが対戦する3チームを順にみていこう。今回は、インテル・ミラン、ここ数シーズンは、良い成績を残せていないものの、ヨーロッパクラブの中でも、歴史的なクラブチームであり、新顔を迎えて今季をスタートしていることが、今季、夢を見させる理由の一つとなっている。

クラブ史

1908年3月9日に設立されたイタリアのクラブで、現在まで、88年間を誇るセリエAの中で、唯一、セリエBに降格していないチームだ。 111 年間の歴史があり、イタリアおよびヨーロッパにおける最も重要なクラブチームだ。リーグタイトルに関しては、イタリアで2番目に多くの成功を収めているチーム (AC ミラン と18でタイ記録)であり、最も栄光のある時代は、21世紀初頭に遡る必要がある。 2005/06年から 2009/10年まで、イタリアのリーグチャンピオンであり、当時、最初はロベルト・マンチーニ、その後は、ジョゼ・モウリーニョがチームの指揮をとった。バルサが最初の三冠を手にした直後 (2008/09)に、イタリアのチームは、過去に6チームしか手にしていない同じ栄光を手に入れた。そのときから、ユベントスがセリエAを独占し、 2012年以降、毎年、優勝タイトルを制覇している。とはいえ、今季、インテルは補強を手に、再び、イタリア及び欧州サッカーで頂点に立とうとしている。

ヨーロッパでの道のり

欧州杯を3度手にし、インテルは、大陸において、7番目に成功を手にしているチームだ。最初の二回は、連勝している。1963/64 年、1964/65年に監督エレニオ・エレラと攻撃の要にルイス・スアレスを手に達成したが、その次の欧州杯は、90年代まで獲得できなかった。それが、 1990/91、 1993/94、 1997/98年に制覇したUEFA杯だ。2010年に、前述した三冠でヨーロッパを制覇し、その最高のフィニッシュは、 2010/11年のベスト8におけるチャンピオンリーグだった。 昨年、6年ぶりの参加を果たすも、グループリーグで3位に終わり、ヨーロッパリーグに参戦するも、32強で、アイントラハト・フランクフルトに破れて、敗退した。

今季への見込み

昨シーズン、セリエ A で前年同様、4位に終わり、再び、チャンピオンズリーグに参戦できることになった。その一方で、コッパ・イタリアでは、ラツィオを前に敗退し、昨年のチャンピオンズリーグでは、グループリーグで3位に終わっている。

2019/20年、リーグ及びチャンピオンズリーグの状況は、大きく変わっている。インテルは、リーグ戦で、最初の二試合において負け知らずであり、勝ち点6で首位にたち、ユベントス、トリノと並んでいる。

注目選手

今年の夏に新加入した偉大なスター選手は、ロメル・ルカクだ。このベルギー人ストライカーは、マンUから、6500万ユーロでやってきた。この状況の変化は、彼にとってもメリットのあるものであり、最初のリーグ戦二試合で、すでに2ゴールを決めている。また、その他に攻撃では、ラウタロ・マルティネスとアレクシス・サンチェスがいる。中盤には、ブロゾビッチ、カンドレーヴァ、アサモーアがおり、また、ベテランとして、今季8シーズン目を迎えたハンダノヴィッチがゴールを守っている。

どのように補強したのか?

インテルは、マウロ・イカルディ(バルサのユースカテゴリーで育成された)を6年間、二百試合を共に過ごした後、失ない、同様にイヴァン・ペリシッチ、ラジャ・ナインゴーランも失った。他方、やってきたディエゴ・ゴディンが、ヨーロッパでのトロフィーを狙うために、その経験とクオリティを与える。ロメル・ルカクアレクシス・サンチェスは、二人とも、マンチェスターユナイテッドからやってきて、ファンを歓喜させている。

監督

疑いなく、アントニオ・コンテがやってきたことが、今季、一番の最高のニュースに違いない。ロベルト・マンチーニが2008年に手綱を率いてから、十二人ものコーチがやってきたが、2シーズン以上、続投した関東はいない。今回、コンテがやってきたことで、そういった状況にも終止符が打たれることになりそうだ。

このイタリア人監督は、選手として(ユベントスで約三百試合に出場)、監督として、イタリアのサッカーを熟知している。コンテは、インテルを3シーズン率いて、その間、スクデットを全部、獲得している。また、イタリアの代表監督として、 2014 ワールドカップ 、2016年ユーロ  を率いた経験がある他、2016/17 年にチェルシーを率いてプレミアムリーグ優勝を手にしており、センターバック3人、中盤に三人、攻撃に二人というイタリアのサッカーに完璧にフィットするゲームを行う。

バルサとの対戦データ

バルサとインテルは、お互い、12回、顔を合わせており、そのうち、8回がチャンピオンズリーグでの対戦だ。とりわけ、グループステージで顔を合わせることが多く、2002/03、2009/10 、2018/19年で戦っている。 2010年には、準決勝で顔を合わせ、バルサの最近の歴史の中でも、最も辛い敗退を味わうことになった。もっとも最近の試合は、バルサがカンプノウで2-0 で勝利を収めており、その際は、ラフィーニャジョルディ・アルバがゴールを決めた。また、ジュセッペ・メアッツァでは、1-1のドローに終わり、その際にゴールを決めたのは、マウコムイカルディだった。覚えておくべき、データは、バルサは、チャンピオンズリーグにおいて、インテルを必ず、カンプノウで負かしてきたが、決してアウェーで勝ったことはないということだ。

スタジアム: ジュセップ・メアッツァ

1926年9月19日にオープンし、8万人以上の収容人数があるイタリア最大のスタジアムだ。インテル・ミランACミランの両クラブがここでプレーしている。 インテルがプレーする際は、ジュセップ・メアッツァ(インテルの歴史的な選手)の名前で呼ばれ、ミランがプレーするときは、サン・シロと呼ばれる。

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