セルタ−FCバルセロナ:プレビュー

セルタ−FCバルセロナ:プレビュー

アウェー9連勝を狙いルイス・エンリケのチームがバライドスを訪問。同スタジアムはチームにとって常に難しい会場で、昨季は手痛い敗戦を喫している

連戦が続いた9月の試合もこれで終了−。FCバルセロナが日曜、バライドスでセルタ・デ・ビーゴと対戦する。23日間で7試合目、1週間あまりで3つ目のアウェーゲームは、勝ち点3を手にして首位チームに近づくという目標とともに戦うことになる。あるいは少なくとも代表ウィークによるリーガ中断を前にレアル・マドリードとの差1をキープしたいところだ。 

仮に勝利すればルイス・エンリケのチームはアウェー試合の記録をさらに更新する。スポルティング戦(0−5)ボルシア・メンヘングラットバッハ戦(1−2)の両勝利で、カンプ・ノウ以外の会場でのバルサの連勝は8に更新。この間の得点は28、失点は2となっている。

ビーゴでの勝利、アウェー9連勝は簡単に達成できない。同カードは2年前0−1勝利、昨季は4−1大敗がそれを物語っている。バルサとしては良いプレーを披露してこの4−1の記憶の消去を狙っている。

調子を上げているチーム

セルタ成長期に入っている。開幕からレガネス、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリードと3連敗を喫したがその後調子を上げてきている。エドゥアルド・ベリッソ監督のチームは最近5試合負けなし(リーガのスポルティング戦、エスパニョール戦、ヨーロッパ・リーグのパナシナイコス戦と3連勝)としており、バルセロナ戦でもこの調子の維持を狙っている。

オレジャナ、ボーヴュ、元ブラウグラナ選手のカルレス・プラナスが怪我で欠場するが、反対にヨーロッパ・リーグで試合復帰した前バルサ選手のアンドレウ・フォンタスが本格的に戦力として計算できそう。カタルーニャ出身の選手はセルジ・ゴメスともに育成年代を過ごした古巣チームと対戦することになる。

特別な対戦

かつての仲間と再会することになるのは以上の選手たちだけではない。レンタル移籍で1シーズンを過ごしたラフィーニャにとっても素敵なカードであり、少年時代にビーゴでプレーしたデニス・スアレスにとっても同様の感情がある。

ベンチではルイス・エンリケがバルサ監督としてバライドスを訪ねる。当地チームを率いた経緯があるため、指揮官にとっても思い出深いスタジアム、町、クラブだと言える。だからこそガリシア州チーム、その対戦の難しさをよく知っており、記者会見では「セルタとの対戦はいつでも一つの挑戦.彼らはしっかりとプレッシャーをかけてくるから落ち着いてボールポゼッションすることはないだろう」と話している。だからこそ十分な警戒が必要になる。

召集メンバー

今回のビゴへの遠征に、ルイス・エンリケは18人のメンバーを招集した。負傷により欠場するレオ・メッシとサミュエル・ユムティティを除き、監督判断でジョルディ・マシップ、アレイシ・ビダルが召集リストからはずれた。よって、遠征する召集メンバー18人は下記の通り:テア・シュテーゲン、シレッセン、ピケ、ラキティッチ、セルヒオ、デニス・スアレス、アルダ、イニエスタ、スアレス、ネイマールJr、ラフィーニャ、マスチェラーノ、パコ・アルカセル、ジョルディ・アルバ、ディニュ、セルジ・ロベルト、アンドレ・ゴメス、マテュー 

Força Barça
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