マッチプレビュー: FCバルセロナ 対 アスレティック・クラブ

マッチプレビュー: FCバルセロナ 対 アスレティック・クラブ

バルサは国王杯16強第二レグで、ベスト8進出を目指し、第一レグの2-1の結果をホームのカンプノウでひっくり返すべく、アスレティック・クラブを前に挑む

FC バルセロナ と アスレティック・クラブは、水曜日に国王杯16強第二レグで再び、対戦する。第一レグは、 2-1 で終わっており、両者に進出の望みが開かれている状態で、ホームでの第二レグに臨む。

両チームは、この大会、国王杯で最も多くのタイトル制覇を獲得している2チームであり、インテンシティあふれる試合展開が予想される。

チームニュース

ジャスパー・シレッセンが、左足ひらめ筋を昨年12月30日に痛めて以来、離脱していたが、今週の火曜日の練習から戻って来た。この絶対的に勝利が必要な試合において、ルイス・エンリケは、トップチームの選手全員が招集できる状態となった。

一方のビルバオは、負傷者を抱えている。オスカル・デ・マルコス、ジェライ・アルバレス、アジェル・アケチェが負傷欠場の他、昨季のアラベス戦でハムストリングに重症を追ったGKのケパも欠場となる。

また、アスレティック・クラブの監督、エルネスト・バルベルデは、火曜日に風邪で練習に出席できなかったイニャキ・ウイリアムスの様子も見ている状態だ。また、ラウル・ガルシアとアンデル・イトゥラルデは、第一レグでレッドカードを受けたため、今回は出場できない。

監督視点

火曜日に行なわれた前日記者会見で、ルイス・エンリケは次戦進出に向けて、サポーターからの支援が必須だと述べた。

「私達は、カンプノウが決定的要因になるようにしなければならない。ホームの空気がプレッシャーを生み出すレベルがあるべきだし、こういった大会レベルにふさわしいよう、人々が足を運んでくれると信じている。ゴールを決めれば、私達は進出に有利になるし、アスレティック・クラブはリスクを犯さざるを得なくなる。その状況がゲームと大会をより、魅力的なものにしてくれることだろう」 

バルベルデ 監督は、その一方で、バルサが最近、2試合で調子が出せていない分も、この試合に向けてくるため、速い展開のゲームになるだろうと予測している。

ハイボルテージの試合を期待している。私達は、最近、2試合の分もあわせて戦う気で、スタートから強気で来るであろうバルセロナを待っている」と話し、その前に「彼らが不利な状態でスタートするのも、残るか去るかの状況なのも私達はわかっている」とつけ加えている。

チーム近況

バルサは、エルクレスを8-1で下して、16強進出にたどり着いたが、先週の第一レグで、アドゥリスとウイリアムスが決めたゴールで、アスレティック・クラブが僅差有利な形で第二レグを迎えることになる。

また、バルサは、先日のビジャレアルとの対戦を1-1のドローで引き分けたため、このホームゲームで2017年初勝利を目指している。a

一方のアスレティックは、好調であり、最近の8試合で1敗しかしていない。先週、ホームで行なわれたアラベスとの対戦は、スコアレスドローに終わっている。

両者対戦の歴史

先週の両者の対戦が、ここ10年で 32回目の対戦となった。サン・マメスにて、 2-1で勝利をあげたビルバオだが、バルサがこの大会で負けるのは3回目であり、ルイス・エンリケが率いてからは、常に勝利をあげてきている。 

両者の対戦の歴史は長く、とりわけ、最近の国王杯において、3回、決勝を戦っているが、全てバルサが制覇してきた。また、昨シーズンは、ホーム&アウェーの両試合ともバルサが勝利を収めており、それは、最近のリーグ戦でも同様だった。特にホームゲームにおいては強いバルサは、今回も進出を信じるだけの理由があると言えるだろう。

Força Barça
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