ネイマールにとってバルサ最高のシーズンは?
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「僕にとって素晴らしいシーズン。FCバルセロナへ来てから最高だと言える」とネイマールJrはフランス・フットボール誌とのインタビューで話した。ブラジル人アタッカーは2016/17シーズン、アラベスを3−1で勝利し国王杯優勝で終えたバルセロナにあって中心的な役割を果たした。なおネイマールはこの試合で1ゴール1アシストを記録した。
でも実際のところ彼にとってバルサ在籍で最高のシーズンだったのか?個人レベルで意見できるのは選手本人ということになるかもしれない。しかしプロ選手としての実績ではあなた自身も結論を出すことができる。ネイマールは今シーズン、スペインスーパーカップと国王杯のタイトルを獲得。ここまでアスルグラナ選手として合計10の優勝トロフィーを手にしている。
さらに2017年、バルサで公式戦100ゴール超えを達成。以下の表はカタルーニャチームでのブラジル人選手の成績・データ(※)をシーズンごとにまとめている。
シーズン | 出場試合 | 先発出場 | 出場時間 | 得点 | アシスト | シュート数 | ドリブル数 |
2016/17 | 45 | 45 | 3971 | 20 | 21 | 61 | 239 |
2015/16 | 49 | 49 | 4436 | 31 | 20 | 85 | 224 |
2014/15 | 51 | 47 | 4104 | 39 | 7 | 76 | 155 |
2013/14 | 41 | 32 | 2842 | 15 | 11 | 45 | 123 |
※データ提供、OPTA
アシスト、ドリブル数は最多
バルセロナでのネイマールの4年間を振り返ると、2016/17シーズンにブラジル人選手はアシストとドリブル数で自己新記録を叩き出している。つまりこの2点についてはより良いシーズンだったと言える。
ネイマールは21のアシストを記録しており、この点でそれまで最高だった2015/16シーズンの20を上回った。レオ・メッシ、ルイス・スアレスがこれに続く16アシストだったこともあり、ブラジル人選手はこの部門でトップだった。バルサ選手になってからの通算アシストは59。個別はメッシへの得点のお膳立てが最も多く22だった。
もう1つの注目点は、ネイマールが得意としているプレーの1つのドリブル。これまでの最高は2015/16シーズンの224回だった。しかし今シーズンはこれを239にまで伸ばし多くの相手選手をパニックに陥れた。
公式戦105ゴール
2016/17シーズン、ネイマールはFCバルセロナの選手として公式戦100得点超えも果たした。今季20ゴールを追加したことで通算105点に到達、バルサのクラブ史上で2番目の得点を挙げたブラジル人選手、エバリスト・デ・マセドに並んだ。なお同国人最高のクラブ記録はリバウドの130点となっている。
ここで特筆すべきはルイス・スアレスが21アシストをしている点。ネイマールにとってバルサで最もアシストを受けている選手になっている。メッシはこれに続く20アシスト。ブラジル人選手が年間最多得点を挙げたのは2014/15シーズンの39点となっている。
タイトルの面では2014/15シーズンがネイマールにとって最高だった。この年ブラジル人選手はチャンピオンズリーグ、リーガ・エスパニョーラ、国王杯、クラブワールドカップを獲得。つまりここまでバルサで勝ち取った合計10タイトルのうちの4つをこの一年で手中にしている。
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