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レアルマドリード – FCバルセロナ: スペインスーパー杯連覇ならず(2-0)

エルネスト・バルベルデの率いるチームは、ベルナベウで得点することができず、今季、最初の公式タイトルを逃すことになった。

サンティアゴ・ベルナベウでおこなわれたスペインスーパー杯第二戦は、レアルマドリードが2-0で試合を制し、バルサは全体で5-1と完敗し、今季の公式初タイトルを落とすことになった。

不運なスタート

バルサは、不運なスタートを切ることになった。キックオフからわずか、4分後にエリア外から、第一戦でも得点を決めたアセンシオが、レアルマドリードに先制点をもたらした。開始5分で、バルサは逆転するために、敵地で最低でも3得点を入れなければならない状況に追い込まれた。

第一キャプテンのアンドレス・イニエスタを欠いたこの試合で、メッシは初めてキャプテンマークをつけて、ベルナベウのピッチに立ったが、クラシコにおける最多得点王のメッシも、レアルマドリードからボールを奪うことはできないまま、時間が過ぎた。前半39分、ベンゼマがテア・シュテーゲンのゴールにシュートを突き刺し、点差を広げた。2-0とレアルマドリードにリードを許し、試合は、ハーフタイムを迎えた。

無得点で完敗

両チームとも顔ぶれを変えずに始まった後半だが、まず、駒を動かしたのは、バルベルデだった。後半5分、ピケに代えてセメドを投入し、事態の改善を図った。メッシが後半7分にようやくシュートを放ったものの、ボールはポストに弾け、スコアを変えることはできず、後半13分にはセメドのアシストパスから、スアレスがシュートするも、ボールはケイロル・ナバスの手に収まった。また、後半20分には、この日、バルサのユニフォームを着て200試合目の出場となったジョルディ・アルバのアシストから、セルジ・ロベルトが絶好のゴールチャンスを得たものの、ボールは枠をとらえず、その後も、メッシのシュートをケイロル・ナバスがクリアし、そのクリアボールをスアレスがヘディングで押し込もうとするも、ポストに阻まれた。その後、バルベルデは、アンドレ・ゴメスに変えてデウロフェウを、ジョルディ・アルバに変えてディニュを投入したが、試合の流れを変えることは叶わなかった。この日、リズムやスピードに欠け、ゴールにも恵まれなかったバルサは、今季最初の公式タイトルを落とした。

だが、悔やんでいる時間はない。週末にはリーガがスタートする。バルサは、このスペインスーパー杯で開幕を前に、今後に向けての課題を与えられることとなった。

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