レオ・メッシとハビエル・マスチェラーノのアルゼンチンがブエノスアイレスでのベネズエラ戦に引き分けた（1−1）。アウェーチームはムリージョのゴール（50分）でリードしたが、アルゼンチンは4分後にマウロ・イカルディのゴールで同点に追い付いた。バルサ所属の2選手は先発フル出場。マスチェラーノは3バックの右でプレーした。またメッシは非常にアクティブに動きアルゼンチンの攻撃を牽引。サンパオリ監督率いるチームは数えきれないほど勝ち越し点のチャンスを手にしたが、相手GKのファリニェスの出来は素晴らしいものだった。この引き分けによりアルゼンチンは南米予選で5位。残り2節で、同順位で予選を終えた場合2018ワールドカップ出場のためにはプレーオフに進むことになる。
対照的だったのがルイス・スアレスのウルグアイ。フェデ・バルベルデと、スアレスの素晴らしい個人技のあとグスタボ・ゴメスのオウン・ゴールにより1−2でパラグアイに勝利した。なおホームチームのゴールは試合終了2分前のアンヘル・ロメロのゴールだった。バルサ所属のフォワードは先発し90分間プレー。ロスタイムにアレバロと交替した。この勝利によりウルグアイは勝ち点27で南米予選2位。ロシアワールドカップ出場に近づいている。
さらにパウリーニョがブラジル代表として引き分けたコロンビア戦（1−1）に先発フル出場した。ミッドフィールダーはブラジルのキャプテンを務め、中盤をリード。攻守両面で素晴らしい試合をした。ブラジルはハーフタイム直前にウィリアンがエリア外からのシュートを決め先制したが、コロンビアは後半ファルカオが見事なヘディングシュートを決め同点に追い付いた。ブラジルは南米予選1位で数字上のワールドカップ出場を決めている。
