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マッチプレビュー:RCDエスパニョール−FCバルセロナ

リーガ21節終了時点で無敗を維持しているロス・アスルグラナスは、ここ15日あまりで3度目となるダービーで勝ち点3の獲得を狙う

国王杯準決勝第一レグでバレンシアを1−0と勝利したあと、リーガ首位のFCバルセロナエスパニョールと対戦する。ロス・アスルグラナスはここまで21試合で無敗をキープ、2009/10シーズンと同じくクラブのリーガ無敗記録を作った。バルベルデ監督率いるチームが今回RCDEスタジアムで負けなければグアルディオラ監督が率いていた当時の記録を上回り、新記録の樹立になる。

22節の会場となるエスパニョールの本拠地では先月国王杯準々決勝で対戦している。つまり15日あまりで3度目のダービー、シーズンでは4試合目の対戦になる。なおリーガ前半戦でバルセロナはキケ・サンチェス・フローレス監督のチームの5−0と圧勝。またこの試合でウスマン・デンベレがデビューを飾った。

エスパニョールは冬市場で補強したコロンビア人選手、カルロス・サンチェスを招集メンバーに加えている。逆にメンバー外となるのは怪我のピアッティとディダック・ビラ。セルヒオ・サンチェスとマルク・ロカは戦術的判断でスタンド観戦に回る。攻撃陣の中心になるのがジェラルド・モレノ。今シーズンここまでで11ゴール、うち8点はリーガで決めている。

対するエルネスト・バルベルデ監督はフェルメーレン、デンベレ、アンドレ・ゴメスを怪我で欠く。招集の19選手は次の通り:テア・シュテーゲン、セメド、ピケ、ラキティッチ、セルヒオ、デニス、イニエスタ、スアレス、メッシ、シレッセン、コウチーニョ、パウリーニョ、パコ・アルカセル、ジョルディ・アルバ、ディニュ、S.ロベルト、アレイシ・ビダル、ユムティティ、ジェリー・ミナ。

バルベルデ監督は試合前会見で「エスパニョールはキックオフから我々にプレッシャーをかけてくるだろうし、我々としては彼らと同じくモチベーション高く試合に臨まなければならない」と警戒している。もっとも「開始から試合のコントロールを握るようにやって行く。我々は勝ち点3の獲得を狙っていて、後続チームとの勝ち点差があるからといって油断しないのは大事なこと」だとしている。

また新加入のコウチーニョはエスパニョールでプレーした経験があるだけに「特別で難しい試合になるだろう」と話している。ロス・クレスは首位の座を確かなものにすべく勝利を目指してRCDEスタジアムに乗り込む。素晴らしい試合になるのは間違いなく、今季最後のダービーだけに好試合が期待される。

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