マッチプレビュー:FCバルセロナ−アスレティック・クラブ

マッチプレビュー:FCバルセロナ−アスレティック・クラブ

リーガ終了まであと10節、バルベルデ監督のチームは代表戦ウィークによるリーガ中断を前に2位との勝ち点差8を維持すべく試合を戦う

リーガはあと10節、10試合。それが国内リーグに残っているもので最終局面へ向かっている。2位のアトレティコ・マドリードに勝ち点差8を付けているエルネスト・バルベルデ監督のチームは現状でタイトル獲得へ向けて最善のポジションに位置している。しかし油断は許されない。代表戦ウィークを前にしたリーガ中断が目前にあるのならなおさらと言える。

だからこそチャンピオンズリーグ準々決勝に進出したあと、バルサは日曜日のアスレティック・クラブ戦での唯一の目標を勝利としている。対する‘クコ’・シガンダ監督率いるチームはヨーロッパリーグで敗退、リーガでは12位と絶好調とは言えない時期を迎えている。

油断していないバルベルデ

ロス・レオネスは最近10試合でわずかに2勝。そのうえリーガのバルサ戦で8試合連続して勝ち点を得ていない。しかしそれでも選手としても監督としても所属していたバスク州のチームを誰よりも良く知るエルネスト・バルベルデは油断するつもりがない。なぜなら自信を回復する重要な一歩がカンプ・ノウでの勝利になると分かっているから。

バルベルデ監督は以下のように話している。「アスレティックはいつでも危険な相手。さらに素晴らしい精神力があるからより難しい状況でこそ成長する」「我々は終了に向かった歩みを進めている。リーガ中断のあと4月のスケジュールはシーズンの成否を賭けた戦いになる。だからこそ勝って一連の試合をスタートしなければならない」。

シガンダ監督も同様の発言をしている。なぜならバルセロナの本拠地で好結果を挙げればモラル向上につながると分かっているから。「我々にはたくさんの目標があり、ここから最後まで気持ちを高め緊張感を維持するためのたくさんの材料がある」「ここから3試合で良い戦いをしなければ。2部落ちのドラマや来季の欧州大会進出の期待を持って戦うことはないが、試合でプレーする意欲を見せなければ許してもらえないだろう」。

試合のカギを握る選手たち

FCバルセロナの招集メンバーで新顔となるのは、三男の出産にともない前節マラガ戦を欠場したレオ・メッシ。もっともその後チェルシー戦で戦線復帰しチームをチャンピオンズリーグ準々決勝進出へ牽引した。逆にピッチに立てないのが出場停止のルイス・スアレス。またいずれも怪我のデニス・スアレス、セメード、セルヒオ、フェルメーレンが欠場する。これによりバルサBのカルレス・アレニャが招集メンバー入りした。招集メンバーは次の通り:テア・シュテーゲン、ピケ、ラキティッチ、イニエスタ、メッシ、デンベレ、シレッセン、コウチーニョ、パウリーニョ、パコ・アルカセル、ジョルディ・アルバ、ディニュ、セルジ・ロベルト、アンドレ・ゴメス、アレイシ・ビダル、ユムティティ、ジェリー・ミナ、アレニャ。

アスレティック・クラブは怪我のムニアイン、ジェライ、ミケル・リコが欠場する。招集メンバーで新顔となるのは、ヨーロッパリーグに出場しなかったラウール・ガルシアとなっている。

Força Barça
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