リーガ32節、コリセウムで行われたヘタフェ対FCバルセロナ戦は、前半のフェルミン、後半のラッシュフォードのゴールで、0-2の勝利に終わった。バルサは、2位のレアル・マドリードに勝ち点11点差をつけて、リーグ優勝への弾みをつけた。

互角のスタート

前日、リーガ2位のレアル・マドリードがベティスを前にドローで引き分けた状態で迎えたアウェーでのヘタフェ戦。一勝を手にするごとに、一節少なるごとに、リーグ優勝が近づく。そのスピリッツで、試合に臨んだハンジ・フリックは、ジョアン・ガルシア、カンセロ、ジェラルド・マルティン、クバルシ、クンデ、ペドリ、ガビ、フェルミン、ルーニー、レバンドフスキのイレブンをピッチに送り込んだ。

前節、ラミン・ヤマルが負傷してから、バルサの10番抜きで行われた最初の試合だったが、それは言い訳にはならない。前半5分に、ダニ・オルモが最初のチャンスを手にしたものの、6シーズン前から勝利を手にしていないボルダラスの率いるヘタフェは今回も手強く、前半30分の時点でスコアは両者とも動かないままだった。

前半38分、クンデの右サイドからのセンタリングを受けたルーニーがシュートを放ったが、わずかに枠をとらえなかった。前半43分には、ジェラルド・マルティンが芝の状態が悪いピッチで、足首を負傷したかのように思われたが、最終的に再び、ピッチに戻り、試合を続行した。

フェルミンの先制点

前半をスコアレスドローで折り返すかと思われた前半45分、フェルミネーターが現れた。クバルシが取り返したボールを受けたペドリが送ったアシストパスを受け、フェルミンがダビッド・ソリアの守るゴールマウスに突き刺した。先制点を決めたフェルミンは、通常のゴールセレブレーションに変えて、ラミン・ヤマルの304の指文字を作り、負傷してシーズンを棒にふることになった友人に捧げた。このフェルミンのゴールで、バルサは僅差リードし、ハーフタイムを迎えた。

追加点を求めて

後半10分、ペドリがシュートチャンスを手にしたが、ボールをレバンドフスキに送り、結果的にゴールは生まれなかった。その5分後、ダニ・オルモとレバンドフスキが追加点を決める絶好のチャンスを手にしたが、そのプレーもバルサが望む展開にはならなかった。バルサは好機を生み出しながらも、それを生かすことができずにいた。後半15分、ハンジ・フリックは、クンデ、ガビ、ルーニー・バルドグジをベンチに戻し、アラウホ、フレンキー・デ・ヨング、ラッシュフォードをピッチに送り込んだ。後半23分、再び、ペドリのパスからフェルミンがシュートを放つも、ソリアに阻まれた。

ラッシュフォードの追加点

一方のヘタフェもホームでの同点弾を求めて攻めてきた。とりわけ、後半28分にバスケスが絶好のチャンスを手にしたが、クバルシが奇跡的なスキルをみせて、死守し、失点を許さなかった。その直後、ラッシュフォードが待望の追加点をマークした。ハンジ・フリックはベンチで飛び上がって喜んだ。リーガ優勝が近づいてきた。

後半37分、前半の主役となったフェルミンがピッチから去り、バルデが入った。更に後半43分、ペドリに代わり、マルク・カサドが入った。

規定時間が終了し、アディショナルタイム3分間が加えられた。マルク・カサドのセンタリングから、カンセロが3点目を決める直前だったが、最終的にゴールにはならなかった。しかし、バルサはすでに勝ち点3を手に入れていた。ホイッスルが鳴り、バルサは6年ぶりの勝利をコリセウムで手に入れて、また、リーグ優勝へ一歩近づいた。

 

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