チャンピオンズリーグ準々決勝第一レグ、Spotifyカンプノウで行われたFCバルセロナ対アトレティコ・デ・マドリード戦は、前半44分にクバルシがレッドカードを受けて、数的不利な状態に立たされたバルサが、前半46分にフリアン・アルバレス、後半25分にセルロートが追加点を決め、0-2のスコアに終わり、準決勝進出の決定は、メトロポリターノでの第二レグに持ち越されることになった。

互角の前半

ヨーロッパにおける真実の時がやってきた。3回続くアトレティコ・デ・マドリードとの試合のうち、第一章となるリーグ戦をメトロポリターノで制した(2-1)日からたった4日を経て、ホームのSpotifyカンプノウに舞台を変え、行われたチャンピオンズリーグ準々決勝第一レグのスタメンに、ハンジ・フリックは、ジョアン・ガルシア、クンデ、ジェラルド・マルティン、クバルシ、カンセロ、エリック、ペドリ、オルモ、ラッシュフォード、ラミン・ヤマル、レバンドフスキのイレブンで臨んだ。試合前に、今週逝去したミルチェア・ルチェスクへ1分間の黙祷が捧げられたが、それが終わった後は、試合の最初から最大の集中力とインテンシティで臨まなければならないと前日記者会見で、ハンジ・フリックが警告した通り、選手たちはみな、全力でピッチに飛び出した。

前半4分には、ラッシュフォードがシュートを放つも、ムッソがセーブし、その2分後にはフリアン・アルバレスのシュートをジョアン・ガルシアが止めた。双方とも第2レグにつながる結果を目指して積極的に攻めた。前半18分には、ラミン・ヤマルのアシストを受けたラッシュフォードがゴールネットを揺らすも、ラミンのオフサイドでスコアは変わらなかった。とはいえ、この日、精彩を放っているラッシュフォードやラミン・ヤマルを始めとし、ゴールが決まるのは時間の問題のようにも感じられたが、双方、ポゼッション、パスの正確性などがほぼ同じという互角のゲームが続いた。

レッドカード、そして先制点

状況が傾いたのは、前半終了間際だった。前半42分に、クバルシがジュリアーノに犯したファウルにイエローカードが出された。しかし、VARチェックの結果、主審はカードの色をイエローからレッドに変える判断を下した。クバルシは退場となり、そこで与えられたフリーキックをフリアン・アルバレスが、ジョアン・ガルシアの手が届かない位置に突き刺した。バルサは僅差リードを許してハーフタイムを迎え、後半を数的不利な状況で戦うことを余儀なくされた。

後半10人で戦うことになる状況を受けて、ハンジ・フリックは、それでも攻撃的な交代を行なった。レバンドフスキとペドリに代えて、後半からフェルミンとガビがピッチに立った。後半4分にラッシュフォードがシュートを狙い、その3分後にラッシュフォードが放ったフリーキックはムッソの手とポストに当たり、弾かれた。後半15分には、コーナーキックから絶好のチャンスがあったが、ゴール前のダニ・オルモの前をボールは非情に通り過ぎていった。後半から入ったフェルミンもチャンスを生み出すも、ゴールネットを揺らすことはできずにいた。

アトレティコの追加点

先にゴールネットを揺らしたのは、再び、アトレティコ・デ・マドリードの方だった。後半25分、セルロートが追加点をマークし、スコアは0-2となった。後半27分、ハンジ・フリックは再び、交代を行い、クンデとラッシュフォードをベンチに退かせ、アラウホとフェラン・トーレスを投入した。フェラン・トーレスは、この出場で、バルサでの200試合目に達した。

後半33分、34分には最初はカンセロが、続けてラミン・ヤマルのシュートが枠をとらえるも、ムッソがゴールを阻んだ。

ハンジ・フリックのチームは、全力を尽くしたが、アディショナルタイム3分が加えられ、90+3分試合終了のホイッスルが鳴った時、スコアはSpotifyカンプノウでの初黒星を防ぐことはなかった。しかし、まだ試合は終わっていない。来週、メトロポリターノで行われる第二レグで、このスコアをひっくり返し、準決勝進出を決める。新たな目標に向かい、バルサは走り出す。

 

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