アトレティコ・デ・マドリード - FC バルセロナ: 見放された夜(4-0)
メトロポリターノで行われた国王杯準決勝第一レグアトレティコ・デ・マドリード対FCバルセロナは、エリックのオウンゴール、グリーズマン、ルックマン、アルバレスにより、4-0のスコアで黒星を喫することになった。
Spotifyカンプノウで第2レグを戦う時に有利な状況にすべく最大限の力を尽くし、勝利を手にバルセロナに戻ることを目的として、ハンジ・フリックは、メトロポリターノのピッチに、ジョアン・ガルシア、クンデ、エリック、クバルシ、バルデ、マルク・カサド、フレンキー・デ・ヨング、ダニ・オルモ、フェルミン、ラミン・ヤマル、フェラン・トーレスのイレブンを送った。
予想外のスタート
試合のホイッスルが鳴ると同時に、危険なファウルも含む激しい試合が展開された。前半3分、グリーズマンが最初のビッグチャンスを手にし、シュートを放つも、ジョアン・ガルシアがクリア。しかし、その後、再び、ボールはアトレティコの攻撃エリアに渡り、エリックが戻したパスがジョアン・ガルシアの足元を抜けた。必死にジョアン・ガルシアが追ったが、非情にもボールはゴールラインを割って、エリックのオウンゴールが試合の先制点となった。
前半14分には、元バルサの選手、アントワン・グリーズマンがスコアを2-0に広げた。その差を縮めようと前半20分にフェルミンが放ったシュートはポストに弾けた。その2分後には、フリアン・アルバレスのシュートを放ったが、クンデの守備が光り、得点にはつながらなかった。しかし、その後、再び、ゴールネットを揺らしたのは、再び、ホームチームだった。前半34分、ルックマンが3点目をアトレティコにもたらした。前半36分、ハンジ・フリックは、この状況を打破すべく、マルク・カサドに変えて、レバンドフスキをピッチに送った。しかし、前半のアディショナルタイムにフリアン・アルバレスがエリア外からのシュートを突き刺した。リーガ首位のチームは、国王杯準決勝第一レグを4-0でリードされるという予想外のスタートを切った。
VARに囚われた後半
この流れを変え、ゴールを決めるという強い決意のもとに、バルサは、前半と同じ顔ぶれでスタートした。後半が始まって、最初の4分間の間にフェルミンが二度、ムッソのゴールマウスにシュートを放った。バルサは、前半にはなかったコントロールを少しずつ、取り戻していた。そのタイミングで、後半6分、クバルシが一点を返した。フェルミンのセンタリングシュートがクバルシの足元に落ち、それをクバルシが突き刺して、ようやくバルサが1点を返したと思われたが、VARからの待ったが入った。7分間かけてチェックされた後、クバルシのゴールは、画面では明白にはわからないものの、オフサイドと判断され、取り消されたため、スコアは再び、4-0に戻った。ゲームの支配を取り戻し始めていたバルサだが、そのリズムは崩されてしまった。
後半31分、そのクバルシとバルデに代わって、アラウホとカンセロがピッチに立った。だが、状況は好転しなかった。後半40分、エリック・ガルシアのファウルにイエローカードが出されたものの、VARにより、カードの色が変えられ、エリック・ガルシアは退場させられ、バルサは残りを数的不利な状況で戦うことになった。ジェラルド・マルティンがフェルミンの代わりに入った。まだ、アディショナルタイム10分が残されていた。
ハンジ・フリックの率いるチームは、決して諦めることはなかったが、この日、最後までゴールネットを揺らすことはできなかった。努力が裏目にでるかように、運に見放され、VARにも苦しめられることになった。次にSpotify カンプノウで行われる国王杯準決勝第2レグは、3月3日だ。過去にも見せてきた逆転劇を改めて証明する日だ。なぜなら、バルサは決して諦めることがないのだから。
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