2試合を制すれば、今年初タイトルが制覇できる。選手たちにはそう伝えたとハンジ・フリックが前日記者会見で話した言葉は、選手にしっかりと伝わっていた。前半を4-0で折り返し、後半6分、ハフィーニャがダブルゴールを決め、マニータを達成し、昨年のスーパー杯覇者は、堂々と決勝進出を果たした。

昨季、手にしたタイトル、スペインスーパー杯を防衛するために、アスレティック・クラブを前に、キング・アブドゥッラー・スポーツシティ・スタジアムのピッチに立った。ハンジ・フリックは、このスーペルコパ準決勝に、ジョアン・ガルシア、クンデ、クバルシ、エリック・ガルシア、バルデ、フレンキー・デ・ヨング、ペドリ、フェルミン、フェラン・トーレスのイレブンを送った。

ゴールリサイタルの前半

現地の気温が25度とバルセロナの気温と大きく異なったこともあるのか、最初、バルサの動きは重く、アスレティック・クラブが、ジョアン・ガルシアのゴールマウスを狙い、試合はスタートしたが、その状況は長く続かなかった。前半22分、フェルミンのアシストを受けたフェラン・トーレスが先制点をマーク。しかし、それは単なる警告に過ぎなかった。前半30分には、先制点のアシストを送ったフェルミンが追加点を突き刺し、スコアを2-0に変えた。更に前半33分、フェルミンが送ったパスを受けたルーニーがゴールに変えた。その5分後、再び、ハフィーニャのエネルギーが炸裂した。胸トラップで受けたボールを持ってディフェンスを交わし、ウナイ・シモンの守るゴールマウスに突き刺した。前半40分には、サンセトが放ったシュートがポストに弾けたが、ジョアン・ガルシアの守るゴールを揺らすことはなかった。そのハフィーニャの追加点で、バルサはハーフタイムを4-0で終えた。ほぼ80%のポゼッションを手にして、試合を完全にコントロールしながら、バルサは前半の時点ですでに決勝へ大きな一歩を踏み出した。

決勝へ

後半も試合の流れは変わらなかった。後半が始まってすぐの6分、ハフィーニャが追加点を決めて、スコアを5-0に伸ばした。試合のリズムが下がったものの、ゲームはバルサの掌中にあった。4-0と大きくリードしながらも、ハンジ・フリックは、タイトルへの野心を隠さず、選手交代を後半20分まで行なわず、最初のイレブンで65分間を戦い続けた。後半20分、この日の立役者の一人、ハフィーニャとフレンキー・デ・ヨング、バルデがベンチに退き、ラッシュフォード、マルク・ベルナル、ジェラルド・マルティンがピッチに立った。更に後半26分、ペドリとルーニーに代わって、ラミン・ヤマルとダニ・オルモが入った。後半37分には、ハウレギサルがエリア外からシュートを払ったが、ジョアン・ガルシアが冷静に処理し、ゴールネットが揺らされることはなかった。試合終了のホイッスルが鳴り、バルサは5試合連続でクリーンシートを達成した。チーム全体が素晴らしいパフォーマンスを見せた結果、与えられた褒賞は、決勝進出だ。スーペルコパ決勝は、日曜日に行われる。対戦相手は、明日のレアル・マドリードーアトレティコ・デ・マドリード戦の勝者だ。

 

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