FC バルセロナ - デポルティーボ・アラベス: リーガに集中
良くない結果を喫した後、試合を乗り越えるには、ホームにいることに勝るものはない。スタンフォード・ブリッジでの痛恨の敗戦の後、最高の薬はカンプ・ノウで勝利を取り戻し、バルサファンと共にバルサがホームに戻ってきたことを祝うことだ。新スタジアムでの開幕戦、アスレティック・クラブ戦もそうだった。そして、バルサファンは祝賀ムードに包まれた次の日も、再びそうあってほしいと願っている。アラベスのバルセロナ遠征は、クラブ創立126周年にあたる。この記念すべき試合を勝ち点3で飾る以上に素晴らしい方法はあるだろうか。
ペドリと共にラ・リーガ連勝記録更新
ハンジ・フリックが望む唯一の目標は、リーガ14節のアラベス戦で、首位のマドリードを勝ち点1点差の状態を、この記念すべき日にスタンドにモザイクが広がり、それと共に勝ち点3を祝うことができることだ。そして、今現在、3試合連続でリーガで連勝しており、それを続けていくことが目的であるのはいうまでもない。
ハンジ・フリック監督は、アラベス戦に向けて、試合前記者会見で朗報を発表した。フェルミンとアラウホ(胃腸炎のため欠場)が欠場する一方、から回復したペドリに出場機会が与えられると、ドイツ人監督は認めたのだ。
アラベスの状況
シーズンの序盤には好調なスタートを切り、中位に安定して位置していたアラベスだが、獲得可能な勝ち点15のうちわずか4しか獲得できていず、セルヒオ・チャチョ・クデ監督率いるアラベスは、勝ち点15で14位につけており、降格圏からわずか4ポイント差の状態にある。デニス・スアレスやカルラス・アレニャといった元バルセロナ選手を擁するアラベスの最大の強みは、チーム全体の連携プレーと、ボールを持っていない時間帯でも精力的にプレーする能力にある。
バルサは、わずか12失点にとどまっており、その内訳は、ビジャレアルとアトレティコ・マドリードに1点ずつ差をつけている。一方で、得点はわずか11点にとどまっており、リーグ全体で3番目に低い得点率となっている。とはいえ、このバルサはリズムさえ掴めば、勝利の可能性は十分にあることを示した。今こそ、その実力を証明し、首位の座を掴む時だ。
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