バライドス への訪問は、リーガにおける全てのチームにとって頭痛の種だが、とりわけ、バルサにとっては、まるで歯科医を訪ねるようなものだ。なぜなら、ここ最近、10回のセルタ・デ・ビゴへの訪問で、バルサはたったの2回しか、勝利できずにいるのだ。しかし、今回は、勝ち点を落とすわけにはいかない。

代表週前の勝利

多くの負傷者を抱え、またイレギュラーな結果を出している難しい数週間を過ごしているハンジ・フリックの率いるチームは、リーガで勝ち点3を是が非でも手にする必要がある。現在、首位のレアル・マドリードとせめて勝ち点5点差に抑えて、代表ブレイクを良い感触で迎えるためにもそれが必要だ。このセルターバルサ戦を終えた後、大量の選手が、再び、代表戦に去っていくことになるが、今回を最後に次の代表週は3月までとなる。それまでの4ヶ月間は、クラブに集中することができ、その期間は、シーズンの終わりに向けて多くの期待を生み出すことができる可能性がある。

バルサはビーゴに遠征し、金曜日に Spotify カンプノウでの公開練習で多くのサポーターからの励ましを受け、その幸せを体に注入して、ホームでのエモーションを結果に変えて、勝利を手に、前述の代表週を迎えなければならない。

好調なセルタ

セルタ・デ・ビゴは現在、上り調子であり、制するのは容易ではない。クラウディオ・ヒラルデスの率いるチームは、多くの試合を重ねているが、これまで5連勝しており、その内訳はリーガ2勝、ヨーロッパリーグ2勝、国王杯1勝だ。

ガリシアのチームは、木曜日にザグレブで試合を0-3で制してきたばかりで、バルサよりオフの日程が1日不足している形であり、それは考慮にいれる必要がある。しかしながら、ホームチームの監督はローテーションをポリシーとしており、毎試合、同じ選手を使わない傾向にあるため、この問題はそれほど影響しないかもしれない。

両チームの欠場選手

こういった全ての状況を手に、バライドスの試合はかなりのハイレベルのゲームになると予測される。両者とも非常に魅力的なゲームを展開し、ボールを探し求め、プレスをかけてくる試合になると思われるからだ。ホームチームは、サイドプレーヤー、ハビ・ルエダ、ウゴ・アルバレスが欠場するが、キーパーのラドゥが戻ってきた。一方、バルサは、ガビ、テア・シュテーゲン、ペドリ、ハフィーニャ、最終段階にいるジョアン・ガルシアに加え、この試合にはブルージュで受けた打ち身が回復できなかったジュール・クンデも欠場することになる。 

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