バルサの公式YouTubeでテクが見せた素顔
テクはマークス・ラッシュフォードがFCバルセロナの公式 YouTube チャンネルでファンからの質疑応答に答えた数日後、自身がその役割を担った。バルサのポーランド人ゴールキーパー、シュチェスニーは、ライブで、PKを止めるやり方から日々のルーティンまで様々な質問に答えた。
クラブの公式 YouTube は全員に開かれているが、質問ができるのは、クラブ会員に限られている。この機会に本人のプロとして個人としての顔をもう少し知るべく、質問を受けて答えたテクは、たとえば、ラ・マシア出身の選手について聞かれると「驚くほど技術が高い」と答え、その育成システムに賛辞を送った。「一般的にラ・マシア出身の選手全員が信じられないくらいスキルが高い。16歳の誰もがラミン・ヤマルのように優れているわけではない。時にはもっと経験が必要だ。だが、全員が非常に優秀だよ」
また、ポーランド人キーパーは、最も最近の経験、ベルナベウでの黒星を振り返った。その試合で彼はほぼ完璧な仕事を行い、エムバペのPKをも止めた。実際、彼は、エムバペ、メッシ、ネイマールのPKを止めた唯一のキーパーだ。そのことについてファンが質問すると「そのリストは確かにとても良いものだが、今は考えていない。もっと年取った時にその価値をはかることになるだろう」と答えた。
だが、この快挙を成し遂げるのは偶然ではない。スチェスニー自身がどうやってPKを止めるのかを説明した。「僕は対戦相手をすごく研究する。少なくとも最近20回決めたPKは見るかもしれない。どのようにシュートを放つのか、どのような状況で打つのか、試合中に勝っているのか、自信があるのかどうか・・・などを観察するんだ」と説明した。クラシコの前にもエムバペについて研究し、「彼が最後にPKを打った時と同じ方向に飛んだ」と明かした。
シュチェスニーはまた、彼のルーティンについても話した。彼は自身が落ち着いた人間であり、それは普段の生活もピッチの上でも変わらないと話した。「エモーションは僕の役にたたない。それから離れて試合に集中するよう心がけている。瞑想はその瞬間に自分を置くことを助けてくれる」。
スポーツ面以外では、日々について語り、自身の朗らかな素顔を披露した。バルサのキーパーは、練習が終わった後の時間を息子たちに割くのが好きだと説明し、また、現在、カタルーニャ語を学んでいること、歌うのも悪くないこと、レバンドフスキについての冗談なども口にしてみせた。
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