FC バルセロナ - ヘタフェ CF: ホームで連勝(3-0)
リーガ5節、ヨハン・クライフスタジアムで行われたFCバルセロナ対ヘタフェの試合は、フェラン・トーレスのダブルゴールと後半、ダニ・オルモが決めたゴールで、3-0で試合を制して、バルサはヨハン・クライフスタジアムで再び、勝ち点3を手に入れた。
木曜日にチャンピオンズリーグでニューカッスルを前に戦い、勝利をあげたばかりのバルサは、その3日後、日曜日にホームでヘタフェと対戦するハードスケジュールとなった。ハンジ・フリック監督は、この試合にジョアン・ガルシア、クンデ、エリック・ガルシア、クリステンセン、ジェラルド・マルティン、フレンキー・デ・ヨング、ペドリ、ダニ・オルモ、ハフィーニャ、フェラン・トーレス、レバンドフスキのスタメンを送った。ニューカッスルでは、ベンチスタートだったエリック・ガルシア、クリステンセン、ダニ・オルモ、フェラン・トーレスの4人が、この試合では先発出場となった。
飢えた鮫のダブルゴール
ホイッスルが鳴った最初の瞬間から、バルサはインテンシティの高い試合を行い、試合を支配していたが、先制点が生まれたのは、試合開始から15分間が過ぎてからのことだった。この試合でバルサとの150試合目を迎えたハフィーニャが前線のダニ・オルモへパスを送った。オルモはバックヒールでアシストパスを生み出し、フェラン・トーレスの左足がソリアの守るゴールネットを切り裂いた。前半15分、バルサは僅差リードで、試合を進めた。レバンドフスキが点差を広げる寸前だったが、ペドリが送ったセンタリングパスは、後数センチメートルのところで、ネットに突き刺さらなかった。
そして、飢えた鮫は、先制点のみでは満足しなかった。前半34分、エリック・ガルシアのクリアボールがハフィーニャに渡った。センターラインに残っていたハフィーニャは、前線のフェラン・トーレスに直接、ロングパスを送り、それを受けたフェラン・トーレスは、目の前のソリアと1対1になり、彼の目を見ながら、再び、左足を振り抜くと、この日、2得点目を決めた。雨に濡れながら、まるで海中で自由に泳ぐサメのごとく。前半40分にはレバンドフスキの放ったシュートはソリアにクリアされた。前半43分には、フェラン・トーレスがハットトリックを決める寸前だったが、シュートはポストに弾け、バルサは前半を2-0で折り返すことになった。
オルモタイム
後半、ハフィーニャに代わって、ラッシュフォードが入った。更に後半15分、フェラン・トーレスとフレンキー・デ・ヨングがベンチに退き、フェルミンとマルク・カサドが入った。前半の主役、フェラン・トーレスがいなくなっても、バルサの攻撃力が落ちることはなかった。後半17分、ダニ・オルモタイムがやってきた。この日、先制点のアシストを送ったオルモが今回は、自身でゴールネットを揺らす番だった。
スコアを3-0に伸ばし、次戦について考える時間が近づいてきていた。後半30分、ハンジ・フリックは、ペドリを外し、ルーニー・バルドグジを入れた。後半38分には、ジェラルド・マルティンに代わってアラウホがピッチに立った。ヘタフェは名誉をかけて1点を返そうとし、一方、バルサは更なる追加点を目指して、雨が降る中で、ゴールを求め続けた。フェルミン、ラッシュフォードともゴールチャンスを手にしたが、ソリアがバルサへの得点を阻んだ。アディショナルタイムが3分間加えられ、その間にルーニー・バルドグジもシュートを放ったものの、ソリアが再び、体を張って止めた。
試合終了のホイッスルが鳴り、スコアボードの数字は変わることがなかったが、バルサは、5711人の観客を前にリーガでの勝ち点3を手に入れた。ホームで連勝、そしていまだに今季負け知らずのバルサの次戦は、週中に行われるリーグ戦、木曜日のオビエド戦だ。
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