ニューカッスル - FCバルセロナ: ラッシュフォード弾で最初の一歩(1-2)
チャンピオンズリーグナイトが戻ってきた。試合の終盤に1点を返されたものの、ラッシュフォードのバルサでの初ゴール、それもダブルゴールがバルサに勝利をもたらし、ハンジ・フリックの率いるチームは、チャンピオンズリーグの第一戦を勝利でスタートした。
セントジェームスパークにて、25-26年チャンピオンズリーグの第一戦をニューカッスルを前に挑んだハンジ・フリックは、最後のリーグ戦のスタメンと顔ぶれを4人変えて、ジョアン・ガルシア、クバルシ、アラウホ、ジェラルド・マルティン、クンデ、フレンキー・デ・ヨング、ペドリ、フェルミン、ハフィーニャ、ラッシュフォード、レバンドフスキのイレブンで臨んだ。
互角の前半
両者ともディフェンスラインをあげて、ゴールマウスを狙い合う互角の試合が展開された。前半24分にはホームチームのエランガからのセンタリングを受けたバーンズが先制点を決めるチャンスを手にしたが、欧州大会でデビューしたジョアン・ガルシアのセービングが失点を抑えた。
前半をスコアレスドローで終え、後半も同じ顔ぶれでスタートしたバルサは、後半5分にラッシュフォードがチャンスを手にするも、ゴールネットを揺らすことはできずに試合は続いた。
ラッシュフォードのダブルゴール
そして、待望の先制点は、後半13分に訪れた。先制点を決めたのは、プレミアムリーグでの経験があり、この試合で、バルサと共にチャンピオンズリーグのスタメンデビューを果たしたマークス・ラッシュフォードだった。クンデが送ったセンタリングを受けて、ラッシュフォードのヘディングがニック・ポープが守るゴールを切り裂いた。
バルサの選手として初ゴールを決めたラッシュフォードは、この日、試合の主役になると決めたようだった。先制点から10分もたたずして、個人プレーでエリア外からシュートを放ち、そのボールは、カーブを描き、再び、ゴールマウスに吸い込まれていった。
後半24分、ハンジ・フリックはこの日、最初の交代を行い、レバンドフスキとクバルシをベンチに戻すと、フェラン・トーレスとクリステンセンをピッチに送った。その後、後半29分にはブルーノがニューカッスルに1点を返すチャンスを手にしたが、ジョアン・ガルシアが失点を許さなかった。
試合の規定時間終了まで後10分間という状況で、ハンジ・フリックは、このゲームの功労者、マークス・ラッシュフォード、そしてジェラルド・マルティンに代えて、エリック・ガルシアとダニ・オルモをピッチに送った。追いつこうとするホームチームを前に、バルサも攻撃の手を緩めなかった。しかし、後半44分、ゴードンがニューカッスルに1点を返した。
アディショナルタイムが7分追加され、ハンジ・フリックは、最後の交代を行い、フェルミンの代わりに、マルク・カサドがピッチに立った。アディショナルタイムに、ダニ・オルモがシュートを放つも、ポープがセーブした。7分を過ぎても、主審は笛を吹かず、その間に戦術的ファウルを犯したマルク・カサドがイエローカードを受けた。しかし、最後のスコアは、1-2だった。勝利はバルサのものだ。ハンジ・フリックのバルサは、チャンピオンズリーグの初戦を勝利でスタートした。
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