ラヨ・バジェカーノ - FC バルセロナ: 代表戦前に目指す全勝
バルサは、バジェカスにこの日曜日遠征し、21時半に始まり、リーガ3節の最後となる試合に挑む。8月の最初の3試合、アウェーで連続して行なわれる3試合目となる。目的は、代表戦前の三戦三勝だ。 バジェカスは昨年のリーガ3節に訪れた同じ舞台となる。
前回の結果を目指して
勝ち点3を積み重ね、入手可能な勝ち点9点中の全てを掌中に入れることが目的なのはもちろんだが、バジェカスで勝利をあげることは、マドリードのスタジアムでの勝利を繰り返すことを意味する。昨年、フリックが率いるチームは、ラヨに先制された後、逆転し、1-2で試合を制したのだ。
もし、バルサが勝利を手に入れれば、2年続けてバジェカスで試合を制することになり、同時に、2024年から手綱をとっているイニゴ・ペレスの率いるラヨを前に4度目の勝利を手にすることになる。
リズムをキープ
昨季と同様、バルサはノンストップで全身しており、フリックのアイデンティティは明確だ。リーガ最初の二試合、マジョルカとレバンテ戦で二勝をあげ、今回の勝利で勝ち点9点を手に、8月を締め括りたいと望んでいる。このリズムを継続していくことだ。とりわけ、バルサはリーガ最初の3試合をアウェーで戦わなければならない状況にあるのだから、なおさらだ。
この時期を勝利で終えるのは非常に大きな意味がある。まだ、2試合しか行われていないが、バルサはそのリアクションのキャパシティを発揮している。先週末、レバンテとの試合では、2-0で先制されたにもかかわらず、シウタ・デ・バレンシアで、試合を2-3で制して、フリックが監督になってから、十回目の逆転勝利を手にしたことからもそれは明白だ。
ヨーロッパのラヨ
一方のラヨは、バジェカスで、今週の木曜日にFCネマン・フロドナを4-0で制して、コンフェレンスリーグの出場権を勝ち取った。リーガに関しては、ジローナを前に勝利をあげ、アスレティック・クラブに負けた後、勝ち点6点中3点を手にしている形だ。
デ・フルートス、アルバロ・ガルシア、ラヨの攻撃の主軸
バルサは、デ・フルートス、アルバロ・ガルシアが生み出す攻撃に注意が必要となる。二人はラヨの攻撃における最も危険な選手であり、昨季からラヨのオフェンスを率いている。デ・フルートスは、6得点をあげ、チームの得点王であり、一方のアルバロは4得点をマークしている。
マジョルカ同様、ラヨはバルサを前に攻撃力を発揮しており、これまで戦った9試合中3得点を決めているのだ。今季、前述の二人ともすでにゴールを決めている。リーガでは、最初の1節、ジローナを前に決め、また、コンフェレンスリーグでは、アルバロ・ガルシアは二回、デ・フルートスは一回、ゴールネットを揺らしている。
8月を良い感触で終えたい両者のぶつかり合いは、観客にとっても面白い試合になることは間違いない。あとはボールが転がりだすのを待つのみだ。
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