開幕戦の時だ。FCバルセロナは、今季最初の公式戦に8月16日(土)現地時間19時半から臨む。リーガ1節が行われる場所は、ソン・モイシュスタジアム、対戦相手はマジョルカだ。マジョルカは6試合中4勝、バルサは4試合全試合で快勝とプレシーズンに良い成績を収めてきた両者にとって、最初の公式的なテストとなる。 

初戦での良い結果を求めて

幸先の良いスタートを切るのは、初日から自信を手にするために、常に重要だ。バルサは、今季最初の勝利を手にするために全力で挑むが、目の前のライバルは、大会の第1節で、通常、良い結果を出しているマジョルカだ。双方ともリーガで勝ち点をあげて始めたいのは同様だ。昨季の開幕戦では、双方とも勝ち点を挙げてスタートを切っている。

マジョルカは4回連続で引き分けており、2020/21年に2部でラヨ・バジェカーノを相手に対戦したシーズン以来、この時期の試合では負け知らずだ。一方、バルサが最後に開幕戦で黒星を喫したのは、 2019/20年のアスレティック・クラブ戦であり、そこからこれまで3勝2分だ。 

前例はバルサカラー

ソン・モイシュスタジアムでのマジョルカ対バルサ戦の最近の結果を振り返ると、マジョルカのテリトリーで、バルサは3勝1分の結果を収めている。よって、バルサが勝利を収めた場合、このポジティブな記録はさらに伸ばされることになる。前回、ハンジ・フリックが率いて最初にマジョルカと対戦した時は、ハゴバ・アラサテのチームを 1-5 で堂々と制したことも忘れてはならない。

ムリキとラミン・ヤマル、攻撃の指針

リーガ最初のこの試合で、両チームの攻撃の良い対決が繰り広げられる。ハンジ・フリックの率いるチームは、マジョルカの攻撃において最大の指針となるヴェダット・ムリキの存在から目を離してはならない。昨季のマジョルカの得点王だ。一方、バルサ側は、ラミン・ヤマルが挙げられる。ロカフォンダ出身の選手は、プレシーズンに4得点を決めて、今回、2025/26年、新シーズンの公式戦初ゴールを決めるチャンスを手にしているのだ。

両者共に、幸先の良いスタートを切り、自信を手にするためにも、今季初勝利を目指している。リーガでのバルサの開幕戦の緞帳が上がり、ピッチでボールが回り出す時は目前だ。

もっと読む