コモ、60回目のジョアン・ガンペル杯のバルサの対戦相手
コモ 1907、元バルサの選手、セスク・ファブレガス、セルジ・ロベルトが所属したイタリアのセリエAのクラブチームが、バルサの60回目を迎えるジョアン・ガンペル杯、 “Festa del Gamper Estrella Damm” (エストレージャ・ダムンによるガンペルのフェスタ)のバルサの対戦相手となる。試合は、ヨハン・クライフスタジアムにて、8月10日の午後9時から行われる。
もともとは、Spotify カンプノウで行われる予定だったが、最終的に、2021年にバルサのトップチーム男子と女子のチームがユベントスを前に試合を行い、バルサ女子が史上初めてクラブの公式大会の一部となった時と同様、ヨハン・クライフスタジアムで行われることになった。
コモとの対戦では、ハンジ・フリックのメンバー発表が “Festa del Gamper Estrella Damm” の一部として行われる。ここから始まるアジアツアー、日本でのヴィッセル神戸、韓国でのFCソウル、大邱FCと行われる3試合の親善試合を行なった後、このメンバー発表が行われる流れとなる。コモとの対戦は、チームの最終テストの位置付けとなる。チームの開幕戦は、8月16日マジョルカとのアウェー戦だ。
ガンペル戦の試合では、歴史的な両チームが、バルサの125年間、コモの118年間の歴史の中で、初めて顔合わせを行なう。
コモは、ジョアン・ガンペル杯に参加する9番目のイタリアのクラブとなる。過去の大会の中で、セリエAからは14回、参加しており、その内訳は サンプドリアとACミランが各3回、FCインテルナチオナーレとユベントスが各2回、ナポリ、パルマ、ASローマ、ブレシアが各1回ずつだ。
21年間、1部から離れていた後、戻ってきて、10位で国内リーグを終えたコモは、2024/25年のダークホースとなった。元バルサのセスク・ファブレガスが現在、監督を務めている他、FCバルセロナに18年間所属していた後、2024年8月にセルジ・ロベルトがコモに移籍するなど、クラブと強い繋がりを得ている。イタリアのクラブのメンバーには、親善試合でトップチームに参戦したラ・マシア育ちのアレックス・バジェも含まれている。
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