チャンピオンが舞台に戻ってくる。24/25年のリーガチャンピオンとして 首位の座を確定した後、ハンジ・フリックのバルサは、まだ、リーガを楽しめる2節を余している。バルセロナで凱旋パレードを行ったバルサの選手のフィエスタはまだ終わりを告げていない。今週の日曜日、19時からビジャレアルを前に試合がホームで行われるのだ。

優勝杯の授与

今季のリーグ最後から2節目をビジャレアルの前で行うリーグチャンピオンは、試合が終了した後、音楽と共に再び、スタジアムでフィエスタを行うことになるが、そのクライマックスは間違いなくチャンピオンのタイトルを証明する優勝杯の授与の瞬間だ。バルセロナの通りで凱旋パレオードを行った後、バルサは再び、今季を最高の感触を手に終えるべく試合に挑む。

フリックはあらかじめ、来季のチャンピオンズリーグ参戦を目指すビジャレアル戦では顔ぶれにチェンジがあることを伝えている。そして、この試合で何より、サポーターにシーズンを支えてくれたことを感謝し、それを優勝杯を捧げる形で表現したいと考えている。

試合の楽しみ

試合でローテーションの可能性は示唆されたことで、通常、ベンチスタートの選手が要求度の高いチームを前にスタメンとしてプレーするチャンスがやってくるが、同時にロベルト・レバンドフスキにとっては、キリアン・エムバペと争っている得点王になる絶好のチャンスであもある。レバンドフスキが負傷欠場している最中に得点を重ねたエンバペが現在、3得点多い状況だが、バルサが今季行ってきた攻撃的サッカーを思えば、今回、レバンドフスキがそれを目指してプレーすることは、今回も例外ではなく、それも試合の楽しみの一つだ。

(ほぼ)チャンピオンズリーグ確定のビジャレアル

このフィエスタに水をさそうとするのが、マルセリーノ・ガルシア・トラルの率いるビジャレアルだ。ビジャレアルは来季、チャンピオンズリーグに参戦する可能性が高い。多くは、既に18ゴールをマークしているカナリア人ストライカーのアヨゼ・ペレス、サンセトより3ゴール多いリーガにおけるスペイン人としての最多得点王の得点力に負っている。つまり、攻撃的なサッカーを楽しむフィエスタが待ち構えているということだ。今季最高の試合の一つが、モンジュイックで今夜再び行われる。

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