FCバルセロナーレアル・マドリード:2024/25年国王杯チャンピオン!
イエス!バルサファン、国王杯はバルサカラーだ!セビージャのラ・カルトゥハスタジアムで行われた国王杯決勝、FCバルセロナ対レアル・マドリードの試合は、延長戦まで持ち込まれるエキサイティングな試合になったが、延長戦にクンデが勝利弾を決め、スコアを3-2に変えて、32回目の国王杯優勝を手に入れた。
今季二度目のエル・クラシコ、国王杯タイトルをかけた試合に、ハンジ・フリックは、シュチェスニー、クンデ、クバルシ、イニゴ・マルティネス、ジェラルド・マルティン、フレンキー・デ・ヨング、ダニ・オルモ、ペドリ、ハフィーニャ、フェラン・トーレス、ラミン・ヤマルのイレブンをピッチに送った。ラミン・ヤマルがゴールドにヘアカラーを変えたサプライズを除いて、予想通りの顔ぶれがラ・カルトゥハに飛び出した。
一方のレアル・マドリードは、エムバペがベンチスタートとなった他、前半10分にはメンディが負傷し、フラン・ガルシアが代わりに入った。バルサは75%近くのポゼッションを手にし、試合の最初からコントロールを握っていた。前半18分には、ラミン・ヤマルが最初のシュートを放ち、クルトワの手にも届かなかったものの、ボールはわずかに枠をとらえなかった。続けて20分にはハフィーニャのセンタリングを受けて、クンデがヘディングシュートを放つも、クルトワがクリア。バルサの先制点が生まれるのは、時間の問題に思われた。
ペドリの先制点
そして、その予感は現実となった。前半29分、クバルシがリカバリーしたボールを受けて、ラミンがフラン・ガルシアを超えて、前線まで持っていき、センタリングを送った。そこにペドリが完璧なタイミングで飛び込み、前半29分、クルトワのゴールにシュートを突き刺し、バルサにリードをもたらした。
レアル、6分間で2得点
後半からエムバペがマドリードの攻撃に加わった。チャンピオンズリーグで敗退し、リーガでも首位のバルサを次点として追っているレアル・マドリードは、今季、制覇できる確実なタイトルを手にしたいという強い意欲で向かってきた。後半25分、フリーキックチャンスを活かして、エムバペがシュチェスニーの手の届かない位置にゴールを押し込んだ。スコアは1-1になったが、勢いづいたレアル・マドリードは、後半31分にチュアメニが追加点をマークし、スコアは1-2とひっくり返された。
再び、シャーク出現
しかし、ハンジ・フリックの率いる今季のバルサは、容易に負けを許さない。後半38分、再び、ラミネ・ヤマルがアシストを送った。リュディガーに競り勝ったフェラン・トーレスがラミンのボールを受けて、シュートを突き刺し、スコアを同点にした。フェラン・トーレスは、今季、6ゴール目を決め、国王杯の得点王となった。
スコアが2-2の状態で、ハンジ・フリックは、後半40分にフレンキー・デ・ヨングとジェラルドマルティンに変えて、アラウホとガビを送った。規定時間90分の時点で、スコアは2-2だった。アディショナルタイム6分が加えられ、その最中にエリア内でアセンシオがハフィーニャに犯したファウルがVARにより、チェックされたが、その結果、PKはないと判定され、試合は延長戦に持ち込まれることになった。
延長戦、そして優勝
延長戦が始まり、98分にペドリに変わってエリック・ガルシアが入った。104分には、フェラン・トーレスが勝利弾を決める寸前だったが、わずかに枠に入らなかった。
延長戦の後半が始まり、バルサはこの15分間で試合を決めようとクルトワのゴールマウスを攻めた。106分には、フェラン・トーレスがゴールもオフサイドによりスコアは変えられず、続いてフェルミンのシュートがゴールに向かい、クルトワの手には届かなかったものの、ゴールマウスを揺らすことはできなかった。
クンデ!クンデ!クンデ!
誰もがPK戦で結果が決まることになるか、と思っていた時間帯だった。116分にエリア外からクンデが放った力強いシュートが、ディフェンダーもキーパーも超えて、ゴールマウスに突き刺さった。ジュール・クンデが放った文字通りのミサイル弾が、バルサに勝利を、そして32回目の国王杯優勝をもたらした。
スペインスーパー杯に次ぐ今季二度目のタイトル、国王杯はバルサのものだ!
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