FC バルセロナ財団法人はDANA の被害にあった、ベントゥセル、カタロハ、パイポルタのスポーツ施設の修復に資金を割り当てる
FC バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は、クラブがここ数週間に行った財団法人に関する様々なイベントで得た収益を、DANAによる被害者への支援に用いることを発表した。具体的には、ベネツセル、カタラハの市民スポーツ複合施設、エル・テレル・デ・パイポルタのグラウンド復旧への支援となる。この発表は、ラポルタ会長及びエレナ・フォルダ副会長、フロントのミケル・カンポス、ジョセプ・イグナシ・マシヤ、そしてシスコ・プジョル、財団法人会長のマルタ・セグ博士が先頭となり、227人もの命が失われた悲劇から100日が過ぎた日に、その訪問先で発表された。
DANA のゼロゾーンをなしている、三都市、ベネツセル市役所のエバ・サンス市長から始まり、カタラハのロレナ・シルベント市長、カタラハのマリベル・アルバト市長へ訪問が行われた。各市長は、昨年、12月に財団法人会長のマルタ・セグ博士の訪問を受けている。続けて、一向は、激しい風雨被害を受け、いまだ、通常の復興には程遠い多くの被害を受けた場所を訪れた。
緊急事態が起きた時点で、FCバルセロナのジョアン・ラポルタ会長及び財団法人会長のマルタ・セグ博士は、この三都市の市長らと直接連絡を取り、クラブ及び財団法人からの直接的な経済支援及び協力を提供し、連帯感を表明している。
チャリティーオークションと寄付
その意味で、FCバルセロナと財団法人は、この被害が最も大きな場所へのコミットメントを表現しており、一連のアクションを起こしている。まず、第一にバルサ財団法人からの自己資金から、特別な寄付金を準備し、その一方で、トップチームの選手が、先日のエスパニョールとのダービー戦、及び1月26日のバレンシア戦で用いたユニフォームを使って、オンラインチャリティオークションを通して、より多くの寄付を募っている。最初のオークションでは、9万ユーロ近くを集めている。
一方、数週間前から、バルサの会員やサポーターが、 Fila 0 solidaria(フィラ0連帯プログラムを)を通してドネーション協力する可能性が示されている。このオプションは次のリンクから利用できる。
寄付金は、子供達、若者たちが通常通り、野外で再び、プレーし、それぞれの市民会場でのスポーツを普通にそして安全に、被害が少なかった他の市に移動する必要なく行えるようなスペースを提供することを目的にしている。バルサ財団法人のこれらのアクションが、一刻も早く通常の生活を取り戻すことを助け、フィジカルのみならず感情面のウェルビーイング、メンタル面での健康を取り戻す一助になることを願っている。
FCバルセロナ財団法人は、その地での悲劇が与えた影響を知って、常に最大限のプロフェッショナル性を持って行動したいと考えており、DANAの本当の意味での衝撃を知ることなく、物資や資源などを送らない姿勢をとってきた。 それを行わないと当てられてきたスポットライトは消され、他のニュースが一面を飾ることになる。また、これらのニーズは、スポーツを利用して福祉の向上に役立て、弱い立場にある子供や若者を保護するというバルサ財団の使命とも高いレベルで一致している。
もっと読む