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シャフタル - バルサ戦: ラウンド進出は次戦に

シャフタルを前に、欧州で初黒星を喫したバルサは、目標のラウンド進出を次戦に先送りすることになった。

第一目標の達成はならなかった。バルサは、チャンピオンズリーグ第4節で、ハンブルグにて、シャフタル・ドネツクを前に、次のラウンド進出に向けて、前半にシカンが決めた唯一の得点を追う形になったが、最後まで状況を変えることができなかった。欧州で初黒星を喫したバルサは、目標のラウンド進出を次戦に先送りすることになった。

最低限の勝ち点さえあげれば、第一目標である次のラウンドへの進出が決まる、いやがおうでも決めたいこの試合に、チャビ・エルナンデスは、テア・シュテーゲン、アラウホ、クリステンセン、アロンソ、カンセロ、オリオル・ロメウ、ギュンドアン、ガビ、ハフィーニャ、フェラン・トーレス、レバンドフスキのイレブンを選んだ。

試合は、両者、互角のスタートとなった。前半14分にはマトヴィエンコのシュートをテア・シュテーゲンがクリアしなければならず、その直後にはハフィーニャがシュートを打った。バルサはディフェンスラインを高くあげて、60%以上のポゼッションを手に攻撃的にプレーするも、前半30分を過ぎても、スコアは0-0から動かないままだった。

シャフタルの先制点

そして、先制点は今回はドイツをホームにするシャフタルが決めた。前半40分、サイドチェンジからのセンタリングクロスを受けたシカンがヘッドでシュートを押し込み、テア・シュテーゲンの届かない位置にボールを押し込んだ。

アディショナルタイム2分間が加えられたが、バルサは点数を決めることができられず、1点ビハインドでハーフタイムを迎えることになった。

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後半も、状況が大きく好転することなく、シャフタルの攻撃をテア・シュテーゲンがクリアしながらのスタートとなった。

この状況を打破すべく、後半15分、チャビ監督は、最初の交代を行った。チャビは、ペドリ、ラミネ・ヤマル、ジョアン・フェリックス、バルデをオリオル・ロメウ、フェラン・トーレス、ハフィーニャ、マルコス・アロンソに変えて、新たな4人をピッチに送り出した。後半21分には、そのラミネ・ヤマルが最初のスコアリングチャンスを手にし、ジョアン・フェリックスもシュートを放つも、なかなか、枠を捉えられない状況が続いた。刻々と時間が過ぎ、試合終了まで、後15分が残されていた。

後半36分、チャビは、ガビに代えて、フェルミンを投入した。アディショナルタイムを加えても、わずかな残り時間という状況下、バルサは必死に得点を求めた。今季、得点できなかったことは、一度しかないバルサだが、フォルクスパルクシュタディオンは容易に得点させてくれなかった。ほぼ時間が残っていない状況で、シャフタルは全員守備と化していた。さらに、次にゴールを生み出したのも、シャフタルだった。カウンターからネウェルトンがテア・シュテーゲンのゴールマウスを揺らしたのだ。結果的には、オフサイド判定となり、スコアは1-0から動かなかったが、バルサが唯一必要としている1点は訪れなかった。

アディショナルタイムは、7分だった。この最後のチャンスを生かすべく、バルサは死力を振り絞り、戦い続けた。

しかし、この日、勝利の女神は、バルサに微笑むことはなかった。次のチャンスは11月28日のポルト戦だ。グループリーグ第5節、バルサは再び、目標達成に向けて、ホームで戦うことになる。

 
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