ホーム

セルタ - バルサ:黒星もリーガを手に、東京へ

既にリーガチャンピオンのバルサは、ガブリ・ベイガに2点リードされたスコアをアンス・ファティのゴールで返したものの、黒星を喫し、その足で日本に向かうことになる

バルサは、 2022/23 年のリーガ最終節、バライドスで行われたセルタ・デ・ビーゴとの対戦を勝利で終えることはできなかった。ガブリ・ベイガに2点リードされたスコアをアンス・ファティのゴールで返したものの、黒星を喫し、その足で日本に向かうことになる。一方、リーグチャンピオンを制したセルタは、この勝利で1部残留を決めた。

既に20日近く前にリーグ優勝を手に入れているチャビ・エルナンデスの率いるチームが目指すことは、二つ、良い感触を残してリーガを終えること、そして、得点王を目指す、レバンドフスキ、サモラを目指すテア・シュテーゲンの個人タイトルの記録を伸ばすことにあった。

このリーガ最後のアウェー戦に、チャビは、テア・シュテーゲン、クンデ、エリック、クリステンセン、マルコス・アロンソ、セルジ・ロベルト、ケシエ、フレンキー・デ・ヨング、フェラン、ハフィーニャ、レバンドフスキのスタメンで臨んだ。

ガブリ・ベイガの活躍

前半11分、ケシエがゴールネットを揺らし、バルサに先制点をもたらしたかと思われたが、VARにより、わずかにオフサイドだったと判定された。ケシエがその後も、2回に渡り、先制点を狙い、また、レバンドフスキも得点王としての更なるゴールを狙った。バルサは、既にリーガを制覇した状態でありながら、得点を狙い続けたものの、この日、最初にネットを揺らしたのは、降格を避けるために生死を賭けて戦っているホームチームの方だった。

前半42分、エリア内でボールを受けたガブリ・ベイガがテア・シュテーゲンのゴールにシュートを突き刺した。バルサは、1点のリードを許し、1-0でハーフタイムを迎えた。

後半から、チャビはこの日、最初の交代を行い、クリステンセンに変えて、ガビを投入した。中盤にいたフレンキー・デ・ヨングが、センターバックのポジションに入った。更に後半18分には、3人同時に交代し、ハフィーニャ、フェラン・トーレス、テア・シュテーゲンに代えて、アンス・ファティ、デンベレ、イニャキ・ペニャがピッチに入った。

その直後の後半20分、再び、ガブリ・ベイガがエリア外から、鋭い角度のループシュートを、イニャキ・ペニャが守るゴールマウスに突き刺した。

後半26分には、エリック・ガルシアがベンチに引き、パブロ・トーレがピッチに立った。試合終了まで、20分間残っていたが、バルサは、既にチャンピオンであり、試合に勝っているセルタは、降格ゾーンを抜け出している状況だった。

アンスの得点、セルタの残留

しかし、このままでは終わらせなかったのが、バルサの10番だった。デンベレのアシストを受けたアンス・ファティが後半35分にセルタに1点を返し、スコアを2-1に変えた。スコアが変わらないまま、規定時間となり、アディショナルタイム6分間が加えられたが、セルタは、執拗なバルサの攻撃に最後まで耐えた。

セルタは、1部残留が決まり、バルサは、リーグチャンピオンとして、東京へ旅立つことになる。

 

もっと読む