ホーム

バレンシア - FCバルセロナ: ゴールフェスティバルで目標達成 (1-4)

チャビ・エルナンデスの率いるチームは、目的だった勝ち点3をメスタージャで勝ち取り、チャンピオンズリーグ枠を手にした

バルサカラーがメスタージャを染め上げた。. 歴史的に厳しいアウェースタジアムであるメスタージャで、チャビ・エルナンデスの率いるバルサは目標としていた勝ち点3を手にし、再び、チャンピオンズリーグ枠に食い込んだ。

上出来の前半

リーガの中でも、最も難しいアウェースタジアムの一つ、メスタージャでのバレンシアとの対戦に、チャビ・エルナンデスは、テア・シュテーゲン、デスト、アラウホ、エリック・ガルシア、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ガビ、フェラン、オーバメヤン、デンベレのイレブンを選んだ。

試合は、キックオフ直後から、ハイテンションでスタートを切り、両者ともゴールを狙い、激しい接戦となった。

前半18分には、オーバメヤンがわずかに後一歩のところで、届かなかったものの、バルサに移籍してきてから、この日、古巣に初めて戻ったフェランが右からセンタリングパスを送り、絶好のチャンスを生み出した。

オーバメヤン、アルバの活躍

バルサの先制点は、前半23分に訪れた。前半18分のチャンスに後一歩だったオーバメヤンが、ジョルディ・アルバのロングパスを受けると、ママルダシュビリのゴールにシュートを突き刺した。この日、バルサのユニフォームを身につけ、初スタメンとしてピッチにたったバルサの25番が、勝利に向けて扉を開けた。その直後の25分には、バレンシアのガヤがゴールを決めるも、VAR判定でオフサイドにより、取り消された。

2点目はその10分後、再び、ジョルディ・アルバが放ったクロスをデンベレが受けて、走り込み、右からデンベレの放ったセンタリングをフレンキー・デ・ヨングが押し込み、追加点をマークした。バルサは、攻撃の手を緩めることなく、前半38分に、ガビからのセンタリングパスを受けたオーバメヤンが、この日、2点目を決め、スコアを0-3に変えた。ハーフタイムを迎える前に、前半41分にカルロス・ソレルがテア・シュテーゲンのゴールにシュートを突き刺すも、その前のプレイで、ボールがコートの外に出ていたことがVAR判定により指摘され、バルサは、前半を0-3と無失点でリードし、折り返した。

バレンシアの反撃も、再び、バルサのリアクション

後半、チャビは最初の交代を行ない、エリック・ガルシアに変えて、オスカル・ミンゲサをピッチに送った。後半の最初にシュートを放ったのはガビだったが、ゴールネットを揺らしたのは、ホームチームだった。後半7分、ブライアン・ヒルのセンタリングをゴール正面で受けたカルロス・ソレルが、ヘディングを突き刺し、テア・シュテーゲンのゴールを揺らした。

後半15分、チャビは、再び、駒を動かし、フレンキー・デ・ヨングに変えて、ぺドリを投入した。その3分後、クリアボールを受けたぺドリが、エリア外からシュートを放ち、バレンシアのゴールに突き刺した。その後、主審は、ぺドリのシュートが入る前に、オーバメヤンの足をかすったため、ゴールをオーバメヤンのものだと認定し、結果的に、この日、バルサでスタメンデビューを果たしたオーバメヤンは、ハットトリックを飾ることになった。

目標達成

1-4でリードしながら、終盤に向けて、バルサは次々と交代を行なった。後半26分には、デンベレに変えてニコがピッチに入った。さらに後半35分には、ガビとオーバメヤンに変わって、ルーク・デ・ヨングとアダマ・トラオレがピッチに立った。そこから、スコアが変わることはなく、バルサは、要求度の高いアウェースタジアム、メスタージャで目的通り、勝ち点3を手に、リーガのチャンピオンズリーグ枠を手に入れた。次の目標は、ナポリでの勝ち点3だ。

 

もっと読む