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レバンテ - バルサ: 遠のいたリーガ (3-3)

二度に渡りリードしたバルサだが、鍵となる試合で勝利をあげられず、リーガは遠のいた

リーガは遠のくこととなった。バルサは、シウタ・デ・バレンシアで、レバンテを前にドロー(3-3)に終わり、首位の座を掴み取る絶好の機会を失うことになった。バルサは、メッシとぺドリが前半にゴールを決め、後半にデンベレのゴールで、二度に渡り、試合をリードしたものの、最終的に追いつかれる結果となった。  

シウタ・デ・バレンシアが行われたレバンテとの対戦に、処分が解けて、2試合ぶりにベンチに戻ったロナルド・クーマンは、テア・シュテーゲン、アラウホ、ピケ、ラングレ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ぺドリ、グリーズマン、デンベレ、メッシをスタメンに選んだ。

試合が始まるやいなや、高いインテンシティと高速なプレーで、レバンテのゴールを攻め始めたバルサは、前半5分には、フレンキー・デ・ヨングのパスから、ぺドリが最初の絶好のチャンスを手にするも、そのシュートはアイトル・フェルナンデスにクリアされた。

前半のリード

先制点は、前半26分に訪れた。ジョルディ・アルバのセンタリングを受けたバルサのキャプテン、レオ・メッシが、先制点を突き刺した。さらに前半34分には、デンベレが個人プレーから、前線までボールを持っていき、センターに向かって放ったパスをぺドリが押し込み、2点目をマークした。一方のホームチームも、モラレスを中心にテア・シュテーゲンのゴールを攻めたが、前半はバルサが0-2とリードして、ハーフタイムを迎えた。

魔の3分間

後半から、アラウホに代わって、セルジ・ロベルトがピッチに立った。後半12分に、メレロがレバンテに1点を返し、15分にはモラレスがレバンテに同点弾を与えた。3分間の間に、リーグタイトルを狙うバルサと、残留を確実にしたいレバンテの両者の試合は、再び、振り出しに戻った。

デンベレの追加点、レバンテの同点弾

後半18分、デンベレが素晴らしい決定力をみせて、追加点をマークし、再び、バルサはこの日、二度目のリードを手にした。30分近く試合が残っている状態で、クーマンは、ぺドリに変えて、オスカル・ミンゲサを送った。しかし、後半38分、セルヒオ・レオンがレバンテへの同点弾を決めた。

後半40分、セルジ・ロベルトの代わりにリキ・プッチがピッチに立った。アディショナルタイムは、4分間。しかし、奇跡は起きなかった。そこから、スコアボードが動くことはなかった。今日、勝利を手にすれば、バルサは今季初めて、首位の座を手に、ベッドに入れるはずだったが、その夢は叶わず、敗戦の味に近いドローを手に、チームはシウタ・デ・バレンシアを後にすることになった。

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