プレビュー | コルネジャ - FC バルセロナ

2020/21 年国王杯の幕が、FCバルセロナにもあがる。 クーマンの率いるチームは、スーパー杯での敗戦を乗り越え、勝ち抜けで進出が決まるこの大会をコルネジャ新市民スタジアムでスタートする。

コルネジャにとっては、過去にない歴史的試合のデビューとなる。両者は、公式戦で対決したことはないが、バルサのユースカテゴリーとは、対決している。

対戦相手データ

監督: ギジェルモ・ロモ　監督として、バルサとの対戦経験はない。その一方で、バルサBとは6回、対戦しており、その内訳は、３勝２分１負だ。バルサBとは、オリンピコ、サバデイ、エヘア、コルネジャの監督として対戦している。

得点選手: アレサンドラ・プラとアドリアン・ヒメネスがそれぞれ、国王杯で1ゴールを決めている。ジラ、アグス・メディーナは、2部Bで2得点マークしている。

ここまでの経緯: コルネジャは、アトレティコ・デ・マドリード (1-0) を破って、3回戦進出を果たしている。その前には、マリノをやはり、 0-1で下している。この国王杯の二戦まで、コルネジャは、リーグ戦では、6試合連続で勝利を手にしていず、リーグでは、最近3分３敗を記録しており、その黒星のうちの一つが、ガルシア・ピミエンタ率いるバルサB (0-1)との試合だった。

クラブの会長であるアレックス・タラベラは、FCバルセロナのユースカテゴリーで過ごしたことがあり、また、ジョルディ・アルバがコルネジャで過ごした時と時期が重なっているのは、興味深い。 

歴史に残る初戦

2020/21年の国王杯、32強、勝ち抜け戦 は、コルネジャとFCバルセロナの公式戦として、歴史に残ることになる。国王杯の大会史でも、両者が戦ったことはない。86年目を迎える コルネジャにとっては、トップチームとは初戦になるが、バルサB、フベニルA、Bのユースカテゴリーは、コルネジャ新市民スタジアムで、今季、対戦しており、全カテゴリーでホームチームを制して、勝利をあげている。

クーマンの国王杯初招集

バルサのトップチームの監督として、クーマンは、国王杯デビューを果たすことになる。この大会は、バレンシアの監督 (2007/08) としても、バルサの選手 (1989/90)としても、制覇した経験がある。