プレビュー | ユベントス - バルサ: トリノでのチャンピオンズ大一番

ビッグマッチ続きだ。先週末、不当な形で黒星を喫したクラシコから切り替えて、今回は、チャンピオンズリーグの番だ。ロナルド・クーマンの率いる選手は、レアル・マドリードを前に負けた試合を過去のものとして、新たなビッグゲームに挑む。今回の対戦相手は、ユベントスだ。バルサは、トリノにチャンピオンズリーグのグループリーグ2節目を戦いに、向かう。両者ともグループGで勝利を収めており、共にグループ首位を狙う。

対戦相手

ユベントスは、クリスチャン・ロナウド、デ・リフト、ボヌッチ、キエリーニなどが、最終的に試合に参戦できるか不透明な選手を多く抱えている。とはいえ、デビューとなるアンドレア・ピルロ監督は、偉大な選手をチームに抱えており、前述の選手が欠場しても、十分に対応できる状況にある。シュチェスニー、アレックス・サンドロ、ラムジー、ラビオ、モラタ、ディバラなどの経験豊富な選手、そして、クルセフスキ、マッケニー、もとバルサの選手、アルトゥールなど、若手選手を抱えている。

監督: アンドレア・ピルロ
チャンピオンズ成績: 1/1 勝
UCL最多ゴールスコアラー: モラタ (2 得点)
元バルサ選手: アルトゥール

舞台

トリノは、9年前に、ユベントススタジアム、別称、アリアンススタジアムをオープニングし、新たな殿堂で戦っている。 2011年より前は、デッレ・アルピスタジアムでプレーしていたが、新スタジアム建設のため、壊された。現在は、41000人が収容できるUEFAの4つ星ランキングのスタジアムだが、今回は無観客で試合は行われる。

対戦データ

バルサ対ユベントスの過去の対戦に関していえば、両チームは、合計13試合の公式戦で顔合わせを行なっている。その内訳は、両者、互角に近い。バルサの4勝、引き分けが4回、イタリアチームの勝利が5回だ。前向きなデータとしては、両者が顔を合わせた最後の試合が、やはり、グループリーグ (2017/18) だったが、その際は、カンプノウでバルサが勝利を収め、トリノでは引き分けている。また、最後にバルサがチャンピオンズリーグを制覇したのは、2015年にベルリンでユベントスを倒した試合だったことは、記憶に新しい。

バルサ

バルサは、フェレンルバーロシを第1節で堂々と倒し（5-1）、チャンピオンズリーグでの2連勝目を求める。この試合にロナルド・クーマンは、21人の選手を招集した。遠征メンバーは下記の通り：デスト、アラウホ、セルヒオ、アレニャ、グリーズマン、ピャニッチ、ブライスバイテ、メッシ、デンベレ、リキ・プッチ、ネト、ラングレ、ペドリ、トリンコン、ジョルディ・アルバ、セルジ・ロベルト、フレンキー・デ・ヨング、アンス・ファティ、ジュニオル、イニャキ・ペニャ 、アルナウ・テナス　負傷欠場は、テア・シュテーゲン、コウチーニョ、ユムティティ　また、ピケは、フェレンツバーロシ戦で退場となったため、処分欠場となる。