ルイス・スアレス、バルサのキャリアで鍵となった9ゴール

ナンバー9。9番は、常にFCバルセロナに所属していた6年間の間、ルイス・スアレスと結びついていた数字だ。ウルグアイ人アタッカーは、その間、FCバルセロナで198ゴールを決めたが、その中のベスト9を振り返ってみよう: 

先制点キラー 

バルサでプレーした6シーズンの間、スアレスは、数多くの先制点を請け負ってきた。2014年11月25日、前半27分にアポエルを前にチャンピオンズリーグで先制点を決めたのを始めとし、その年、25得点を決めることになる。 

オーバーヘッド弾 

スアレスが、そのスペクタクルなバイスクルキックで、アスリート性を発揮したのは、2015年2月にカンプノウで行われたレバンテの試合だった。それが偶然の産物でないことを証明するかのように、ウルグアイ人アタッカーは、その一度だけではなく、セビージャを前に2017年、2019年にも、同じことをやってのけている。

エル・クラシコ 

2015年3月22日、 ルイス・スアレスは、ぺぺとセルヒオ・ラモスのディフェンスを抜け出して、クラシコで初めてのゴールを決めた。これは、スアレスにとって2度めのクラシコであり、一度目のクラシコ、2014年10月25日は、彼のデビュー戦だった。スアレスは、バルサにとっての宿敵を前に16回出場し、11ゴールをマークした。

チャンピオンズリーグ決勝

2015 年6月6日（土）、スアレスは、ドラマチックなバルサでの初年を終えることになった。チャンピオンズリーグの決勝でゴールを決めたのだ。ユベントスを前に、ブフォンのクリアボールを受けて、エリア内にボールを押し込み、同点から、スコアを1-2に変えたのだ。ベルリンで行われた決勝は、最終的に3-1でFCバルセロナが勝利を収め、その優勝杯と共に、スアレスは、バルサの歴史に刻まれることになったのだ。

2015/16年リーグタイトルとゴールデンブーツ

ルイス・スアレスは、初年に続け、2年目も成功を収めた。2016年5月14日、ロス・カルメネスで、グラナダを前にハットトリックを決め、2年目のリーガタイトル連覇をもたらしたのだった。スアレスは、 2015/16年、リーガで40ゴールをマークし、 ゴールデンブーツと2度目のリーガタイトルを制覇したのだった。 

希望を与えるヘディングゴール 

見た目に最も魅力的なゴールではないだろうが、2017年3月8日、チャンピオンズリーグのベスト8、第二レグPSGとの対戦で、前半3分に、 彼が決めたゴールが大逆転を生み出すきっかけとなったのだった。その後は、語り草となる歴史となった。

リーガ100ゴール目 

2018年1月にスアレスは、リーガにおいて100ゴール目にもっとも短期間で達した選手となった。メッシもエトーもクバラもセサルもかなわない記録を、たった114試合目で手にしたのだった。

バックヒールマジック 

「僕のキャリアにおけるベストゴールだ」とスアレスが話したゴールが、2019年12月にマジョルカを前に決めたスペクタクルなバックヒールゴールだった。

史上3位 

メッシ、セサル、そして・・・スアレス。2020年7月のダービー戦、エスパニョール戦で、スアレスは、バルサのユニフォームを身につけて、195ゴール目をマークした。その結果、スアレスは、メッシ、セサルにつぐ最多得点王ランキングの3位に入ったのだ。

この6年間の間、ルイス・スアレスは、リーグ戦で147、チャンピオンズリーグ25、 FIFAクラブワールドカップ5、  UEFAスーパー杯1、スペインスーパー杯1を決めて、バルサの記録に永遠に残ることになった。