終盤戦は、カンプノウでスタート

勝ち点9点とヨーロッパへのベスト8進出を見据えて、バルサは、今後を決める大事な3週間をスタートする。バルサにとっての朗報は、その試合の殆どがホームのカンプノウで行われるということだ。3月末には、代表週によるブレイクも入るが、その前にキケ・セティエンは、リーガでの首位を奪回すべく、全力を尽くす。その際にカンプノウとサポーターが大きな役割を果たすことになる。

最初のテスト: レアルソシエダ

代表週でブレイクがある前に、まず、土曜日に行われる最初のテストは、レアルソシエダを前に行われる。カンプノウにやってくるドノスティアのチームは、現在、ヨーロッパリーグゾーンにおり、カンプノウでのリーガにおいて、21連敗を破るという目標を設定して、試合に臨む。一方のバルサにとっては、サンティアゴ・ベルナベウでの黒星からの感触を取り戻す最初の機会となる。

勝ち点1点差でレアル・マドリードが順位表の上にいるバルサにとって、勝ち点を加えていく最初のチャンスだ。リーグにおいて、バルサは実にカンプノウで39点中37点の勝ち点を手にしている。

マジョルカへの遠征、そしてチャンピオンズ

レアルソシエダ戦との試合を終えた後、バルサは、ソン・モイシュを訪問することになる。ここでの目標は、もちろん、勝ち点2だ。この試合は、土曜日14日に行われ、その4日後、18日には、すぐに再び、カンプノウでユニフォームを身にまとい、ナポリを迎えることになる。このチャンピオンズリーグのベスト8進出をかけた試合は、サン・パオロで1-1のドローに終わった状態で、行われる。バルサは、ホームで良い結果を出し、欧州のベスト8入りをサポーターの前で決めることを目指す。

代表ブレイク前の試合

そして、今月最後のテストは、再び、カンプノウで行われることになる。3月22日にレガネスをリーガ29節目に迎えることになる。マドリードのチームは、残留まで後勝ち点5点と順位表でも最後から2番目という状態にあり、後がないため、全てを賭けて戦ってくるのは、想像に難くない。

バルサが手にしているスケジュールは、容易なものとはとても言えないが、大きなメリットを手にして戦うことができる。そう、カンプノウとサポーターから受ける応援だ。シーズンの終盤戦がスタートし、スタジアムは、再び、選手と共に燃え上がる準備ができている。