ビダルとオレジャーナがイプルーアで再会

代表戦ウィークによる中断のあと、今週末にリーガ試合が戻って来る。FCバルセロナはリーガ9節でエイバルと対戦。イプルーアでロス・クレスはこれまで5試合で４勝１分けと好結果を出して来ている。

この試合が特別なものになるのはアルトゥーロ・ビダルとファビアン・オレジャーナ。今回の代表招集でチームメイト、土曜の試合ではライバルになる。チリ代表選手の2人はこれまで通りラ・ロハに招集された2選手は、まず引き分けたコロンビア戦（0−0）で共に先発出場、続いて勝利したギニア戦（3–2）ではオレジャーナは出場しなかったがビダルは90分プレーしPKを決めた。

2選手は2009年以降、何度も代表チームで共にプレーした経験がある。10年以上代表チームで戦っており2016年には共に南米チャンピオンとなっている（アルトゥーロ・ビダルは2015年のコパ・アメリカ優勝も経験）ほか、以降は何試合もピッチで共闘している。

2007年からのライバル関係

しかしそれ以前もライバルだった。代表チームの仲間がリーガで直接対決するのは今回が初めてではない。昨シーズンもバルサ対エイバルのリーガ対決で戦っている。カンプ・ノウではホームチームが3–０で勝利、一方イプルーアでは引き分けに終わっている（2–2）。それでも2選手が最初に対決したのは12年以上前。ビダル（コロコロ）とオレジャーナ（アウダックス・イタリアーノ）がチリで戦った、2007年5月20日のアぺルトゥーラ（前期リーグ）のこと。試合の75分から出場したオレジャーナのチームが、90分フル出場したアルトゥーロ・ビダルのチームを1–0で下している。