アスレティック・クラブ – FC バルセロナ: 期待していなかった開幕 (1-0)

アスレティック・クラブ – FC バルセロナ: 期待していなかった開幕 (1-0)

試合終了2分前にアドゥリスが決めたゴールが、バルサの開幕戦に惜敗をもたらすことになった

2019/20年のリーガが開幕した。FCバルセロナにとっては、残酷なスタートとなった。互角に戦い、殆どチャンスを得なかった両者だが、試合終了2分前にアドゥリスが決めたゴールが、バルサの開幕戦に惜敗をもたらすことになった。

デ・ヨング、グリーズマンにとっては、公式戦デビュー戦となったが、危惧した通り、歴史的な舞台、サン・マメスでの試合は、常に情熱と共に困難が伴うものだ。だが、今回はとりわけ、8月なかばの開幕なのが、目に見える展開となった。非常に高いリズムにバルサは苦しまされ、また、バルサのボール出しの息を止めにアスレティックはかかった。

イニャキ・ウイリアムスが前半6分、15分に放ったシュートをテア・シュテーゲンが神がかったセーブでクリアした他、30分にもウナイがシュートチャンスを得て、ホームチームの攻撃が優勢な展開となった。

二回のポスト、スアレスの負傷 

キャプテンのメッシを欠いた今季、最初のスタメンに、エルネスト・バルベルデは、ナポリを4-0で下した時のスタメンーテア・シュテーゲン、セメド、ピケ、ラングレ、アルバ、セルジ・ロベルト、デ・ヨング、カルラス・アレニャ、デンベレ、スアレス、グリーズマンーに賭けた。

殆ど、ウナイ・シモンのゴールの前に攻撃できずにいたバルサだが、最初にチャンスを得たのは、前半33分、スアレスの放ったシュートだった。そのシュートはポストに弾けたが、同時に痛みを訴え始めたスアレスは、自ら、交代を望み、37分にピッチを去った。右足の筋肉の負傷だった。代わりに、ラフィーニャが入り、そのラフィーニャが43分にシュートを放つも、ポストに弾け、また、同時にウナイがクリアしたため、スコアは変わらず、0-0で、ハーフタイムを迎えることになった。

アドゥリスのもたらした惜敗

バルベルデは、後半から、カルラス・アレニャに変わって、イバン・ラキティッチを投入。後半、ラフィーニャが繰り返し、シュートチャンスを手にした他、後半25分には、ラキティッチが先制点を決める寸前も、ゴールネットが揺らされることがないまま、試合は続いた。後半30分、バルサは、最後の交代枠を使い、セルジ・ロベルトに変えて、カルラス・ペレスを投入。前半、殆どシュートチャンスを得られなかったバルサが、後半11回、シュートするほど、試合内容はよくなったものの、後半44分、アドゥリスがオーバーヘッドのゴールを叩き込み、この日、唯一のゴールを決めた。45分には、ラングレがヘディングから、同点弾を決める寸前であり、バルサはアディショナルタイムも含め、最後まで必死に得点を狙い続けたものの、勝利の女神は微笑まず、バルサの開幕戦は、期待しなかった黒星発進に終わった。

Força Barça
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