ホーム

マッチプレビュー:バルサ vs アーセナル

バルサは米国遠征を前に第54回ジョアン・ガンペル杯を戦う

バルサの選手たちは日曜、第54回ジョアン・ガンペル杯で再びカンプ・ノウのピッチに立つ。今回の対戦相手は、UEFAヨーロパリーグ準優勝チームであるウナイ・エメリ監督のアーセナル。この試合は日本遠征のあと、米国遠征の前に行われる。チームは日本でチェルシー戦(1–2)、ヴィッセル神戸戦(0–2)をこなし、ガンペル杯の翌日にはアメリカへ向けて出発。当地ではナポリと2度にわたり対戦する。

ガンペル杯初登場のアーセナル

ウナイ・エメリ監督率いるイングランドチームは54回の歴史があるガンペル杯に今回初めて出場する。なおチャンピオンズリーグで両チームは5回対戦しており、結果はアスルグラナスが良好な結果を出している。公式戦最初の顔合わせは1999/2000シーズン。バルサはホームで1−1の引き分けだったが、2戦目はアウェーで2–4と勝利した。

2度目は特別な対戦となった。フランク・ライカールト監督率いるチームはパリでエトー、ジュリアーノ・べレッチがゴールを決め、アーセナルを下してクラブ史上2回目となるチャンピオンズリーグ優勝を達成した。

残りの3回は、2009/10季チャンピオンズリーグ準々決勝。ロンドンでの第1戦で2–2と引き分け、カンプ・ノウでの第2戦で4–1と勝利した。翌年はベスト16で再戦。当時ペップ・グアルディオラ監督が率いていたチームは初戦で敗れたものの、メッシの2得点で第2戦を3–1で制して次ラウンドへ進んだ。ここまで最後の対戦は2015/16シーズン。バルサはアウェーで0–2、カンプ・ノウで3–1と連勝した。

ガンペル杯7回目のイングランドチーム

これまでにガンペル杯には6回に渡りイングランドチームが参加しているが、マンチェスター・シティが2回勝つにとどまっている。最初の登場となったイングランドチームは1981/82季のイスプイッチ・タウン。続いてマンチェスター・シティ、ノッティンガム・フォレストアストンビラが連続してバルサと対戦した。1987/88季にはトッテナム・ホットスパーが訪れた。ここまで最後となるイングランドチームのガンペル杯勝利は2009/10季のマンへスター・シティとなっている。

新加入選手のカンプ・ノウ初登場

ネト、デ・ヨング、グリーズマンは今回の移籍マーケットでチームに加わり、今回カンプ・ノウでクレ選手として初試合に臨むチャンスとなる。ムサ・ワゲもカンプ・ノウでのデビューを狙う。バルサB所属だったセネガル人サイドバックは昨季トップチームで3試合に出場しているが、いずれもアウェー試合だった。バルベルデ監督は日本遠征に招集したバルサB所属の9選手を今回も招集しており、再び出場機会を与える可能性もある。

エクトル・ベジェリンとの再会

現在アーセナル所属の右サイドバックは、怪我から復帰したばかりながら2003年から2011年まで所属した古巣と対戦するかもしれない。ベジェリンはプレベンハミンからカデテAまで全てのカテゴリーを経験、16歳の時にロンドンへ渡った。ガナーズの選手としてこれまでに181試合に出場、6得点24アシストを決めている。チームは今夏にダニ・セバージョスとニコラ・ぺぺを補強。現有戦力のピエール=エメリク・オーバメヤン、アレクサンドル・ラカゼット、メスト・エジルとともにアーセナルをイングランド有数の危険なチームにしている。

もっと読む