日本のバルサアカデミーがレジェンド選手ジュリアーノ・べレッチを招いてバルサアカデミークリニック開催

日本のバルサアカデミーがレジェンド選手ジュリアーノ・べレッチを招いてバルサアカデミークリニック開催

バルサアカデミー奈良と福岡の生徒60人以上が奈良に集まりバルサアカデミークリニックを体験。クラブ役員会メンバーのパウ・ビラノバも行事に参加した

バルサアカデミーが7月26日、バルサアカデミー奈良の施設内で非常に特別な練習を実施。トップチームの日本遠征に合わせ60人の少年少女と7人の監督が参加した。今回のバルサアカデミークリニックを指揮したのはFCバルセロナ元所属選手で現在はバルサレジェンドの一人、ジュリアーノ・べレッチだった。

この日は2003–05年クラブ社会委員会の一員で、2010年から同委員長のパウ・ビラノバとバルサアカデミーのディレクター、カルラス・マルティン、ジュリアノ・べレッチがスピーチ。元バルサ選手はゲームの進め方をレクチャー。参加した子供達は4グループに分かれ3つの練習を行った。べレッチは子供たちと一緒にトレーニングをこなし、参加者にとって忘れられない一日となった。

日本でのFCバルセロナとバルサアカデミーの関係は10年前からスタート。それ以前に行っていた2007年からバルサアカデミーキャンプを受け継ぐ形で福岡でアジア初となる拠点を作った。クラブはその後葛飾、奈良、品川大井町と3つのスクールを開講。その全てはミニ・エスタディに隣接するバルサアカデミーで講習を受けたカタルーニャ人地域プロジェクトディレクター(DPL)の手で運営されている。 

現在日本には合わせて1200人以上の少年少女が、プレースタイルや哲学、クラブの価値観を定期的に確認している監督たちの指導の下、バルセロナ本部と同じメソドで日々練習を行なっている。同時に多くの少年少女が同国で行われるバルサアカデミーキャンプに参加している。

日本には世界中に合計して53のバルサアカデミーのうち4つがあり、国際トーナメントで素晴らしい成績を残している。2019年4月、ミニエスタディとクラブ総合練習場で行われたバルサアカデミーカップpresented by Rakuten で葛飾がU-12カテゴリーで64チームの頂点に立ち優勝した。バルサアカデミー福岡もU-10カテゴリーで54チーム中のトップ10入りを果たしている。さらに今年始めにデリー(インド)で行われたバルサアカデミーカップAPACで日本チームは4カテゴリー中3つで勝利を収めた。

FCバルセロナはスポーツ、そして独自のプレースタイルに立脚するメソドを通してクラブの価値観を世界に伝えていくよう努めている。クラブ幹部のパウ・ビラノバは以下のように語っている。「バルセロナから遠く離れたところに来て、子供たちが我々のスタイルでプレーし、バルサとともに学んでいるのは喜び。今日はジュリアーノ・べレッチがバルサアカデミー奈良を訪れ、子供たちに選手としての経験を伝え、一緒にプレーした。同時にプロ選手として何をしなければならないか、夢を叶えるために何をしなければならないかを話した」

今週初めにはバルサアカデミーの監督たちはクラブの主要スポンサー、Rakuten協賛により東京と神戸でバルサアカデミークリニックを実施。参加した子供達はバルサのプレースタイルを練習した。さらに監督講習のあいだ、子供達はアントワーヌ・グリーズマン、フレンキー・デ・ヨングらトップチームの選手たちと知り合う機会があった。

Barça Academy Clinic in Japan
Força Barça
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