1998-2006: バルサの選手が鍵となったW杯 (VI)

1998-2006: バルサの選手が鍵となったW杯 (VI)

バルサ的観点からサッカーW杯の歴史を振り返るスペシャルシリーズ第6弾

ブラジルワールドカップ開幕まで、カウントダウンが始まった。再び、バルサの選手が鍵になったワールドカップ特集をここにお送りする。今回は、二度目のタイトルをリバウドが獲得した2002年、プジョル、チャビ、ファブレガス、マスチェラーノ、イニエスタ、メッシなどがW杯デビューした当時を振り返る。

フランス1998

-13 人ものバルサの選手 (アモール、ピツィ、セルジ、アベラルド、ルイス・エンリケ、セラデス、ナビダ、コクー、レイシハー。ゼンデン、ヘスプ、リバウド、ジョバンニ)が、スペイン、オランダ、ブラジルの代表でプレーした。

-リバウドは、この大会でブラジルと共に優勝し、大会中に3得点を決めて、最も目立ったバルサの選手となった。ジョバンニは、そこまでの活躍はしなかった。

-スペインは、最初の段階で敗退した。一方、オランダは準決勝までいって、PK戦により、ブラジルを前に負けた。リバウドはブラジルのPKを蹴って得点したが、逆にオランダのためにPKを蹴ったコクーは外した。

-バルサの選手は、リーグ優勝、国王杯とダブルタイトルを制覇して臨んだ。

日本韓国共催 2002

-この大会には、バルサから7人の選手(プジョル、チャビ、ルイス・エンリケ、リバウド、コクー、アンデルソン、クリスタンバル)が参加した。

-リバウドは、1994年にロマーリオが優勝して以来、バルサで二人目のW杯優勝選手となった。また、リバウドは、5得点を決め、大会ランキングの3位となった。リバウドの上にいるのは、ロナウド(8)のみで、クローゼとゴール数で並んでいる。

-この大会は、プジョルとチャビにとって、初めてのW杯であり、ルイス・エンリケにとっては最後のW杯となった。現在、バルサの監督となったルイス・エンリケは、この大会で3試合に参戦(プジョルと同数)した。また、チャビは今回のブラジルに参戦し、4大会目を迎える。

ドイツ 2006

-この大会では、現在のバルサの選手4人がデビューした。ファブレガス、マスチェラーノ、イニエスタ、メッシだ。

-バルサからは10人の選手(プジョル、チャビ、イニエスタ、フアン・ブロンクホースと、フアン・ボメル、デコ、ロナウディーニョ、メッシ、ラーション、マルケス)が参加し、7代表に分かれて戦った。ここまで多くの異なった代表にバルサの選手がかつて選ばれたことはなかった。 

-これらの全代表の中で、ポルトガルのデコは準決勝まで行き、最も遠くまでたどり着いた選手となった。スエーデン、スペイン、オランダ、メキシコはベスト16で敗退し、ブラジルとアルゼンチンはベスト8で散った。

-セルビア・モンテネグロの試合で、メッシは現在まで、W杯における唯一のゴールを手にしている。たった18歳だったが、6−0で勝利した試合の最後の得点を決めた。

-バルサの選手らは、チャンピオンズリーグ二度目の優勝を果たし、リーグ優勝を二度連続した後に、それぞれ、参加した。

Força Barça
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