レオ・メッシ「ゴールを決め続け、バルサの歴史に残ることほどすてきなことはない」

バルサのアルゼンチン人クラックは、FCバルセロナの公式雑誌の特別インタビューで、今季の終盤に向けての野心を語った。 インタビューの中で「息子が僕の成長を助けてくれた」とも断言している。

レオ・メッシ が満足し、幸せを感じているというのは、バルセロニズムにとって、最高の朗報の一つだ。失望を覚えた1年間の後、メッシは再び、バルサのユニフォームを身につけて次から次へと記録を破る選手となって戻ってきた。11月には、伝説テルモ・サラ(253ゴール)の記録を破り、リーグ史における最多ゴール選手となった。3月の始めには、ラヨ・バジェカーノ戦 (6-1)で、32回目のハットトリックを決め、50年代のビルバオの選手の記録を破った。その後、イプルアでエイバルを前にし、更に2ゴールを決めて最多得点王(32)となった。ゴールへのどん欲な姿勢は、変わることがない。今は、再び、タイトルを祝うことを夢見ている。最高の状態だった時の感触が蘇ってきた。

ピッチの内外で幸せそうに見えますが、感じたままにプレーしていますか?気力の状態がそのまま、ピッチに反映されていますか?

うん、僕は幸せに感じているよ。正直、昨年、起きたことの後で、今季のシーズンはいつもと違う形でスタートした。昨年はピッチ外で起きたことや怪我やそのための自分の結果など、僕にとっては難しい一年を過ごした。でも、今年は別の形でスタートしたし、今はとても気持ちよく感じている。

昨季のような難しいシーズンを終え、今は素晴らしい状態にあります。(国王杯の準決勝を終え、チャンピオンズでシティとの試合を終える前、リーグ戦25節の時点まで)39試合中43ゴールを決めています。最高の状態を取り戻したと感じていますか。

昨年はイレギュラーだった。怪我のせいでピッチに立てない時間も多かったし、多くの試合を欠場した。ピッチに戻ってきた時も、完全に調子がいいまま終わることはなかった。僕のベストバージョンを取り戻すためにも、できるだけ、早く昨年のことは忘れるようにつとめた。いつも僕がしてきたように、プレーする喜びと日々の練習、努力のおかげで、幸運にも、今、僕はとても調子がいいんだ。

昨季の経験から、ポジティブなことも学びましたか?

それは絶対ある。全てのことから、学べるのだから。毎年、僕はどんなことであろうが、成長し、向上するために、ポジティブなことを引き出そうと努力してきた。それは人生においても、ピッチ内でも同じだ。人は成長しながら、学んで行き、向上していく。スポーツ的には残念な年だったが、にもかかわらず、僕は多くのポジティブなことを学んだよ。

三冠を制覇した時は、現在のように多くのゴールを決めていましたが、これは予兆でしょうか。

そうなればどんなにいいことか!関わりがあって欲しいと神様に願うよ!もう既に僕らは決勝の試合にいるし、リーグ戦は僕ら次第だ。チャンピオンズは中で一番、難しいとわかっているが、出来る限り、遠くまで行きたいとの野心を持っている。だから、全タイトルを目指し、僕らは戦って行くよ。

(レオ・メッシインタビューIIに続く)

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