アスレティック・クラブ 0-3 バルサ : 有終の美
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ラ・リーガ最終節、サン・マメスで行われたアスレティック・クラブ対FCバルセロナ戦は、リーガチャンピオンが、0-3で堂々と試合を制し、バルサが有終の美を飾って終わった。
今季のリーグチャンピオン、そして、来季のチャンピオンズリーグ参戦を決めているアスレティック・クラブとそれぞれのミッションを果たした両チームは、互いに有終の美を飾るためにリーガ38節に挑んだ。ハンジ・フリックは、この最終戦に向けて、イニャキ・ペニャ、クバルシ、アラウホ、バルデ、エリック、ペドリ、ガビ、ハフィーニャ、ラミン・ヤマル、フェルミン、レバンドフスキのイレブンをスタメンに選んだ。一方、アスレティック・クラブは、前半5分に先制点を決めて幸先の良いスタートを切ったが、ベレンゲルがオフサイドを示され、ゲームは再び、スコアレスドローに戻った。
17分間で2得点
警笛を受けたバルサは、すぐにチャンピオンとしてのプレーを取り戻し、ボールを支配するだけでなく、エルネスト・バルベルデ監督率いるチームの攻撃を阻止した。前半14分に、フェルミンからのパスを受けたレバンドフスキが、ウナイ・シモンの守るゴールマウスを破った。レバンドフスキが放ったシュートは、バルサの9番がこのユニフォームを身につけて決めた記念すべき100ゴール目になり、同時に、ハンジ・フリック監督が率いるチームが24/25リーグに決めた100ゴール目となった。
バルサの9番は、100ゴールに飽き足らず、その3分後には、ハフィーニャのコーナーキックを受けてヘディングシュートから2点目をマーク。スコアを0-2に変え、101ゴール目も決めた。試合のコントロールを取り返したバルサは、リードした状況をキープし、前半を0-2で折り返すことになった。
後半も同じ顔ぶれでスタートしたバルサは、後半3分にレバンドフスキがハットトリックを決める機会を手にし、再び、攻撃的に開始した。後半15分にも、3得点目を決める寸前であり、レバンドフスキは最終節も手を緩めることがなかった。
後半18分、ハンジ・フリックは、この日最初の交代を行い、ハフィーニャとアラウホに代えて、ダニ・オルモとクリステンセンを投入した。後半22分にはラミン・ヤマルがウナイ・シモンのゴールを狙うも、ネットを揺らすことはできず、一方のアスレティック・クラブも、後半26分にシュートをポストに当てるも、スコアは、0-2のまま、ゲームは続いた。
有終の美
後半35分には、フレンキー・デ・ヨングとジェラルド・マルティンがピッチに入り、ペドリとバルデがベンチに去った。今季、素晴らしいパフォーマンスをみせたペドリに、サン・マメスのスタンドから、惜しみない拍手が送られた。ライバルであることを超えて、同志として讃えるフェアプレー精神が発揮された瞬間だった。
後半44分、レバンドフスキに代わって、パウ・ビクトルが入った。試合は0-2で終わるかと思われたが、アディショナルタイムに入ってからのダニ・オルモのプレーにユリが犯したファウルがVARにより、PKと判定され、ダニ・オルモ本人がPKを沈める役を担った。オルモの放ったシュートが、再び、ウナイ・シモンの守るゴールネットを揺らし、スコアは0-3に変わり、2024-25年のシーズンは終わった。リーガチャンピオンは、サン・マメスで勝ち点3をあげ、有終の美を飾ってシーズンを終えた。
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