FC バルセロナ、セルヒオ・ブスケッツとジョルディ・アルバへお別れ

FC バルセロナ、セルヒオ・ブスケッツとジョルディ・アルバへお別れ

Spotify カンプノウは、去りゆくミッドフィルダーとフルバックを見送った

2023年5月28日の夜は、永遠にバルサファンの思い出に残されることだろう。グアルディオラ、チャビが、アンドレ・イニエスタやその他のレジェンドたちが別れを告げた時のように。 クラブのレジェンドのお別れをするのは、よくあることではない。Spotify カンプノウのお別れと重なれば尚更だ。セルヒオ・ブスケットとジョルディ・アルバは、本人たちの功績にふさわしく、なじみのスタジアムにて、サポーターの前で、別れを告げるセレモニーを行なうことができた。

二人はスタメンでスタートし、それぞれ、84分、79分にピッチを去った。観客席からの大きなスタンディングオベーションを受けて、試合が終わった後には、二人はそれぞれ、サポーターに挨拶をおこなった。

試合が終わってから、ブスケッツとアルバは、スペインスーパー杯とリーグ優勝杯を手に、ピッチに登場した。他の選手たちとコーチ陣が作る花道を通り、ジョアン・ラポルタ会長から紹介され、二人が過ごしてきた日々、キャリアを振り返るビデオが流された。

感動的なお別れのスピーチ

「愛情を示してくれた全員に感謝したい」とアルバはスピーチを始めた。「このユニフォームを身につけるのは、名誉だった。僕は全員を助けようとどよくしてきたし、クレであることにとても誇りを持っている。プロとして、今日は僕の人生の中で最も幸せな日だと言える」と話した後、ティト・ビラノバへのことばも忘れなかった。「2012年に僕の契約をしてくれた監督は、ティトだった」と亡き元監督を思い起こした。

ブスケッツは、「僕の旅路ですれ違った人々みんなに感謝したい。僕は、いつもこのスタジアムでプレーすることを夢見ていた。世界一のクラブにいられることの誇りと感情は、誰も、僕から奪うことができないものだ。僕は、ソシオであり、一ファンであり、そして、子供の頃に僕が夢見た全てを超えて、今、ここを去っていく。でも、これはさよならじゃない。また、近々、会えることになると確信している」と話した。

その後、お約束の胴上げが行われ、二人は、Spotify カンプノウを一周した。そして、ブスケッツは 15年、アルバは 11年の旅を終えた。二人の名前が刻まれた数えきれないトロフィーを手に去る二人の名前は、クラブ史に金字で刻まれることになる。全てを、本当に全てを与えてくれた二人に心からのありがとう。 

Força Barça
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