バルサが世界へ送るメッセージ「すべてを変えるクリスマス」

バルサが世界へ送るメッセージ「すべてを変えるクリスマス」

キャンペーンの主役はバルサ財団の少年少女で、レオ・メッシのほかプロスーポーツチームのキャプテンやジョセップ・マリア・バルトメウ会長と共演する

クリスマスは良識や平等、社会貢献の時期であり少年少女が気持ちの高まりや希望に溢れる時です。FCバルセロナは今年のクリスマスのメッセージ「すべてを変えるクリスマス」を世界へ送ることにしました。クラブはバルサ財団が展開する複数プログラムの対象となっている子供達にスポットを当て、彼らは12月7日の“僕らが「ゲームのルールを変えよう」キャンペーンの主役でもあります。FCバルセロナは彼らを取り巻く社会の共生、平等をさらに進めるため新たなルールを呼びかけるメッセージを送っていく意思を持っています。

キャンペーンの主要ビデオはカタルーニャや世界各地の少年少女が新たなルールを書き込んだ手帳を手にしてバルサへ届け、これらの変化を牽引するための責任を担うクラブとしてレオ・メッシ、セルヒオ・ブスケッツ、ジェラルド・ピケ、セルジ・ロベルト、ジョルディ・アルバさらにその他のプロスポーツチームのキャプテンたちジョセップ・マリア・バルトメウ会長とともに進んでいくという内容になっています。

いくつかの少年は、ドキュメント「希望という名のゲーム」の主役になっており、これは記者やサッカーがナレーションを務めるバルサ財団の歴史を振り返る内容となっています。一人はパブロ・ルイスくん。神経系に影響を及ぼす退行性病変を患っている15歳の少年で、バルセロナの‘フットネット・ディベルシダッド’のプログラムに参加しています。さらにウリマタ・シャウくんはセネガルのオリンパフリカ・フットネット・プログラムの対象となっており、ギバラ・ハリくんはドキュメントの撮影当時にレスボス島の難民キャンプで生活しており、現在はドイツの難民キャンプで生活しています。

1分35秒のビデオではパブロ・ルイスくんがナビゲーターとなり、ウリマタくんやギバラくんら他の少年少女とともに書き記したルールをキャプテンのレオ・メッシやセルヒオ・ブスケッツ、ジェラルド・ピケ、セルジ・ロベルト、さらにジョルディ・アルバやその他のトップチームの選手たちに手渡しています。同時にフットサルチームのキャプテン、セルヒオ・ロサーノ、女子チームのビッキー・ロサダ、さらにホッケーチーム、バスケット、ハンドボールの主将、アイトール・エグロガ、ピエール・オリオラ、ビクトル・トマスにも送っています。

ビデオでは自身の少年期を振り返るレオ・メッシの声を聞くことができます。「僕が幼かった頃、ロサリオの路上で一日中遊んでいた。子供達はそうできるべき。遊ばせて上げなければならない。おもちゃがない子供がいないようにしなければ。ルールを変えればすべてが変わる」。セルヒオ・ロサーノもこう話しています。「僕らは少年少女から多くのことを学ぶべき」。ビッキー・ロサダも「彼らには希望、強さ、目標達成の能力がある。彼らは信じられないほど素晴らしい存在」と付け加えています。

最後に少年グループは新たなルールを示した手帳をバルトメウ会長に手渡し、パブロはメッシからキャプテンマークを受け取ります。ビデオは少年のメッセージで終了。「バルサはその財団を通してあらゆる少年少女がおもちゃなしの状態にならないよう手助けすること望んでいる。僕らはバルサ、僕らは1つのクラブ以上の存在!」。

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財団とスポーツの形を変える力

 

クラブは世界にメッセージを送るためその財団を通して改めて社会貢献のアクションを起こしました。「ゲームのルールを変えよう」キャンペーンで少年、特に傷つきやすい状況にある人たちを手助けするため、スポーツの形を変える力を有効利用しようと願っています。彼らはスポーツを通して支え、価値観を教える使命を持っているバルサ財団からの恩恵を受けている主要な存在で、より共有でき平等な社会に貢献することを目的としています。 

「ゲームのルールを変えよう」キャンペーンはスポーツ、具体的にはサッカーは人生の比喩だという概念がベースになっています。言い換えれば発展の道具としてのスポーツは文字どおり人生だということ。なぜならいくつかのゲームの状況は我々の日常と非常に似通っている部分があるからです。もしスポーツのルールを変えることができれば何が起きるでしょう?もしかすると世界中の数多くの少年少女の人生も変え得るかもしれません。

もしルールを変えればすべてが変わります。だからこそ少年少女新たなルールを選び、サッカーチームの11選手が同じコンセプトでの挑戦に臨みます。それはピッチが同じ世界であったり、参加したいすべての人達がプレーできたり、相手はチームメイトや友達だったり、結果は二の次で大事なのは参加すること、ボールはあらゆるものが可能、好きなところ(頭、手、車椅子の車輪)でボールを触ることができる、プレーするためにいかなる病気だろうと何だろうと障害にならない、難民が日頃の問題を忘れてプレーすることができる、審判は自分たち自身、最後のノルマはそれらのルールは単にプレーするときだけではなく常に意識にあるということです。家で、街中で、学校で、人生でと常に生き続けるのです。

 

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Força Barça
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